御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方編集詳細
2025年03月18日(火) 17時25分 byくし
編集前
三霊神碑
編集後
三霊神
編集前
さんれいしんひ
編集後
さんれいしん
編集後
民家に挟まれた空き地に「三靈神 平田篤胤曾孫盛胤謹書」と刻まれた奇妙な石碑と、小さな石祠がある。 石碑の裏面に碑文があり内容は以下の通り。 ――――――――― 父 相場英直 惟神の道に志深く、本居宣長 平田篤胤の教座を遵ひ、両大人と祖父 中山英信の霊を併せて三靈神と祀り齊き、末永く父の遺志を伝えんか為に建碑す 大正六年六月 男 阿部増藏 仝 中山太郎治 ――――――――― 本居宣長、平田篤胤については、言わずと知れた神道上の重要人物だが、他の人物については不明。 ただ、末尾の中山太郎治(中山太郎)については、明治期、柳田國男・折口信夫らと同時代に活躍した梁田出身の民俗学者であると判明。 中山太郎の父 相場吉蔵は、平田篤胤の熱狂的な信者で、万屋を営んでいたが店の経営を妻に任せ、本人はもっぱら神道指南などの講義を行う毎日であったという。 (吉蔵は次男のため分家し中山姓を名乗ったらしい。「英直」というのは雅号と思われる)
編集後
明治時代の民俗学者 中山太郎が、神道家だった父・祖父らを表敬するために、国学の大家 本居宣長と平田篤胤に寄せて建立した石碑と石祠
編集後
大正六年(1917年)六月
編集後
阿部増蔵・中山太郎
編集後
石祠・石祀
編集後
1570902
