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robin
2022年10月21日(金)
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三峯神社
鳥居の向かい側に小さな公園があり、そこに「おしどり塚」があります。
≪おしどり塚≫
昔々、宇都宮にあさり沼という大きな沼があり、沼からあさり川が流れ出していた。
岸には葦が茂り、水鳥にとっていい餌場であった。
ある日のこと、獲物を求めて1日中山の中をさまよったものの、1匹も得られずにいた猟師があさり沼を通りかかると、つがいのオシドリを発見した。
猟師はこれ幸と弓を引き、矢を放ち、オスのオシドリを射止めた、そしてオシドリの首を切り落とし、家に持ち帰った。
翌日、猟師があさり沼に差し掛かると、昨日と同じところにオシドリがうずくまっていた。
逃げるそぶりを見せなかったので、猟師はこれを射止め、拾い上げてみると、それはメスのオシドリで、昨日捨てて行ったオスの首を大事に抱えていたのだった。
猟師はこれを見て 「なんと罪深いことをしてしまったか」 と心を痛め、出家し僧侶となった。
そして岸辺に塚を築き、石の塔を建ててオシドリのつがいを弔った。
僧侶となった元猟師は日光の本宮寺に入り、立派な僧となってからも生涯をかけてオシドリの冥福を祈った。
元猟師が建てた石塔を、誰ともなく、「おしどり塚」と呼ぶようになった。今でも大町の民家の裏手には、おしどり塚が残っている。
と、民話も残っていました。
鳥居
拝殿
「おしどり塚」の碑
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