ろくおんじんじゃ
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鹿苑神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年03月18日(金)
参拝:2022年2月吉日
【遠江國 式内社巡り】
鹿苑神社(ろくおん~)は、静岡県磐田市中二ノ宮にある神社。式内社で、遠江國二之宮。旧社格は郷社。祭神は大名牟遅命(おおなむち:大国主命)。
創建は不詳。国史の初見は『日本文徳天皇実録』850年条に「鹿苑神」の神階奉授、『日本三代実録』860年条に神階昇叙の記載がある。社伝によると、元は神戸島という山間僻地(山香郡与利郷・現浜松市天竜区春野町)にあったが、平安時代の881年に遠江國国府近くの現在地に遷座した。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「遠江國 磐田郡 鹿苑神社 小」に比定されている。鎌倉時代には遠江國二宮と呼ばれるようになった。遠江國風土記伝によると、室町時代には当社は近郷15カ村の惣社として23石を有し、往時は一之宮・小國神社と並立され社殿宏大、社領300石を有したと記載されている。その後幾多の兵火に遭い、社殿、宝物、古文書等を焼失、江戸時代に入り1623年に社殿を再建、幕府から23石の朱印地を下賜された。江戸時代末までは高彦根命を祀り、「高値明神社」と称していた。明治に入り、郷社に列した。
当社は、JR東海道本線・磐田駅の東南東500mの平地、市街地の中にある。北側には連福寺という寺院に接しているが、それ以外は住宅地が多く建ち並んでいる。境内は一般的な旧郷社相当のサイズで、古巨木を含め樹木が多く立っている。地名の由来となった古社であることは明らかで、境内の古巨木が時間の長さを証明している。
今回は、遠江國の式内社、二之宮であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中、自分以外には参拝者はいなかった。
※御朱印は、府八幡宮(磐田市中泉)で拝受できる。
境内南西角にある<一の鳥居>と<社号標>。
一の鳥居をくぐり、東方向に伸びる参道を進む。
参道突き当りの<手水舎>。
手水舎前で左方向を向くと<二の鳥居>。
鳥居をくぐると、すぐ<拝殿>全景。銅板葺屋根のうすいエメラルドブルーと躯体木材のライトブラウンの色の対比が特徴的。塗装は悉く新しい。
<拝殿>正面。「鹿苑神社」と刻まれた扁額。
拝殿前から左方向を望む。草木が多いがきれいにされている。
拝殿後ろの<本殿>。瑞垣に囲われている。
本殿と瑞垣の間には、小さな社がある。
本殿の左手にある境内社。左から順に<住吉神社>、<八面神社>、<浅間神社>、<若宮神社>、<西宮神社>、<厳島神社>。
境内北西部にある<忠魂苑>と書かれた石碑。小さな門がある。
忠魂苑から見た<社殿>全景。背の高い古木が立派。
境内南西部にある建物。
最後に<社殿>全景。
二の鳥居付近にも巨木があったので画角に収めてみる。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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