ほそえじんじゃ
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細江神社ではいただけません
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細江神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年03月11日(金)
参拝:2022年2月吉日
【遠江國 式内社巡り】
細江神社(ほそえ~)は、静岡県浜松市北区細江町にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。祭神は建速素戔嗚尊、奇稲田姫尊。旧称は「牛頭天王社」、別称は「気賀のお天王さま」。
社伝によると、戦国時代の1510年に式内社(名神大社)の「角避比古神社」の御神体が浜名湖畔の当地周辺に漂着したため、里人が社殿を建てて御神体を祀り、牛頭天王社と称したのが始まり。
「角避比古(つのさくひこ)神社」は遠江國浜名郡新居町に鎮座し、平安時代の850年に官社に列した大社。浜名湖入口の守護神として信仰され、927年に編纂された『延喜式神名帳』では「遠江國 浜名郡 角避比古神社 名神大」と記載された(他の論社としては、湊神社(湖西市)、諏訪神社(湖西市)、八柱神社(浜松市)がある)。その後、戦国時代の1498年の大地震、大海嘯で社殿をことごとく流出、御神体が伊目の十三本松に漂着し祀られたが、1510年の大津波で再び流出、当社近くの気賀の赤池に漂着したというもの。
なお、当社由緒書にも記載がないので詳細は分からないが、『延喜式神名帳』に記載がある「遠江國 引佐郡 大敏神社 小」の論社ともなっている(他の論社としては三嶽神社(浜松市)、四所神社(浜松市)がある)。
明治時代に入り、現在の「細江神社」と改称し、近代社格制度のもと郷社に列した。
当社は、天竜浜名湖鉄道・気賀駅の北東300mの丘裾の平地、国道362号線沿いの市街地の中にある。裏手の丘は浜名湖東部を見渡す展望台のある細江公園。南北に細長い境内は社殿周りが少し高くなっていて、広くなっている。社殿周りにはいくつものの境内社が横並びになっているのが特徴的。市街地にありながらも、古巨木も立っており、古社らしい雰囲気もある。
今回は、遠江國の式内社であることから参拝することに。参拝時は平日の昼ごろで、参拝者は自分以外にはいなかった。
※通常は宮司さん常駐のようだが参拝時は不在で、ベルを鳴らして出て来られた方によると、宮司さんは一時帰宅され不在とのことだった。書置きの御朱印は用意されていて拝受できた。
※実は当社を参拝する予定はなかったが、方広寺から曾許乃御立神社に向かう途中で当社を発見し、ご縁を感じて参拝することとした。
境内南端入口全景。
<一の鳥居>と<社号標>。
参道はなだらかに登って行く。
参道右側にある<市神社>。
参道進んで、参道右側にある建物。
参道左側の巨大な根株。
参道左側にある、御神木の<夫婦株>。2本とも樹齢は500年とのこと。
だんだん社殿が近づいてくる。
参道左手にある<手水舎>。屋根も柱も手水盤も、すべて石製は珍しいかも。
手水舎の後方にある<社務所>。
最後の階段を上がると<二の鳥居>。
鳥居をくぐって左を向くと<授与所>。御朱印はこちら。
<拝殿>全景。瓦屋根だが、なかなか年季が入っている。
拝殿前左側にある<狛犬>。首をちょっとかしげている?(^_^;)
拝殿前右側にある<狛犬>。口元がちょっと笑っている?(^_^;)
<拝殿>正面。扁額はなし。
社殿の右側にある<藺草(いぐさ)神社>。
江戸中期1707年、遠州地方の大地震で高潮が発生、浜名湖沿岸の田畑には塩が入り稲が全滅、領民は苦しんだ。そこで気賀領主・近藤縫殿助用随公が豊後国から塩に強い琉球藺を取り寄せ栽培し領民が救われたとのこと。その用随公を祀った神社。
藺草神社から見た、拝殿前の立派な巨木。こちらの楠も<御神木>で、樹齢500年。
拝殿の左側に廻って、拝殿後ろの<本殿>。
社殿の左側にある<八坂神社>の鳥居。
<八坂神社>の社殿。
八坂神社の社殿の右側に立つ<鍬大神宮>。
八坂神社の左隣にある<四所神社>の鳥居。
<四所神社>の社殿。
四所神社の左隣にある<稲荷神社>の鳥居。
<稲荷神社>の社殿。
稲荷神社の左隣にある<細江天満宮>の鳥居。
<細江天満宮>の社殿。
細江天満宮の左隣、境内奥西端にある<八幡神社>の鳥居。
<八幡神社>の社殿。
<社殿>全景。この角度だと向拝が長いのが分かる。
最後に当社近くの<浜名湖>の岸。この辺りに<式内社・角避比古神社>の御神体が流れ着いたのかな。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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