まかやじ
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摩訶耶寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年04月17日(月)
参拝:2023年4月吉日
東三河・遠州寺院巡りの3寺目は、2寺目の愛知県から静岡県に入り、三ヶ日ミカンで有名な浜松市北区三ヶ日町に在る大乗山 宝池院 摩訶耶寺です。湖北五山の1つ。浜松市との合併前は引佐郡(いなさぐん)三ヶ日町で、引佐郡引佐町と細江町の3町で北区になりました。(言っちゃあなんですが、「区」というのはやや違和感。)
高野山真言宗で、本尊は聖観音菩薩(秘仏)、近年開帳されていない。
こちらの千手観音立像と不動明王立像は重文、阿弥陀如来坐像と金剛力士像(傷みが酷くて非公開の模様)は県指定文化財です。この内の千手観音立像と不動明王立像の2躯が、2年前の2021年に浜松市美術館で行われた「みほとけのキセキ」展で出展されていました。
726年に行基によって新達寺(しんだじ)として開創。富幕山に開創された新達寺は平安時代に千頭ヶ峯の観音岩と呼ばれる場所に移転し、寺名を真萱寺へと変え、やがて、まかや寺と呼ばれるようになった。平安時代末期に一条天皇の勅願により現在地へ移転し、摩訶耶寺と号したとの事です。戦国時代の1573年に武田信玄の兵火により焼失、1632年に再建され現在に至ります。
浜名湖の西側沿いの道を北上し、寺院の西側の道沿いに駐車場がありましたので、停めさせて頂きました。西側からの参道の入口にポツンとお堂、恐らく護摩堂(堂内が見えないので)。参道を進むと山門(高麗門)、山門をくぐると笠塔婆、くりからの滝、西国三十三観音像。左に曲がると正面に本堂です。左側に再建に尽力した近藤用行夫婦の御廟、摩訶耶庭園入口。右側の上には不動堂、津島神社。本堂前に石灯篭。
本堂に上がらせて頂きます。右側に拝観受付がありましたので、拝観料(400円)を納めて御朱印をお願いし堂内へ。堂内は密教系の造りで、内陣と下陣が格子で分けられています。内陣には立派な厨子が3つ並んでいて全て閉扉、真ん中の厨子には秘仏本尊・聖観音菩薩が、左右の厨子には曼荼羅が納められているそうです。お堂は江戸時代初期に建てられたもので、400年経っているのに天井画は綺麗に残っています。左奥の脇間には弘法大師像を安置。
渡り廊下を進むと収蔵庫で、奥から千手観音立像、阿弥陀如来坐像、不動明王立像を安置。不動明王立像の前には小像の薬師如来坐像と源頼朝の持念仏と伝わる厨子入り愛染明王。
千手観音立像と不動明王立像は、展示会で観た時は大きく感じたのですが、収蔵庫の天井が低めだからか、光背が付けられていたからなのか、それ程大きく感じませんでした。
千手観音立像は、高さ約152cm、一木造、平安時代中期の作、唇の紅が残っていて艶かしい。
不動明王立像は、高さ約96cm、一木割矧造、平安時代後期~鎌倉時代初期の作、彩色は剥落して素地仕上げの様、木目が迫力を増しています。受付のお姉さまが「手に書かれた眼が残っているのがわかったんです。ね、わかるでしょう?」と。「え、どこどこ?」「ほら、あの手の親指の所。」「あ、これ。言われてみれば。」なんて遣り取りしながら。(愉しい)
御朱印帳を受け取り、本堂を出て、摩訶耶庭園へ。1968年の学術調査で、泥土と草木に埋もれていた池泉鑑賞式庭園が発見され、鎌倉時代の手法を踏襲した庭園とされています。素晴らしい庭園で、独り占め出来るとはラッキー。ゆっくり眺めさせて頂きました。建物が2棟ありますが、1つは参道入口にあった護摩堂? もう1つは大きめの茶室でしょうか?
庭園を出て最後に、境内社の津島神社と津島神社の右下の不動堂に手を合わせました。
高野山真言宗で、本尊は聖観音菩薩(秘仏)、近年開帳されていない。
こちらの千手観音立像と不動明王立像は重文、阿弥陀如来坐像と金剛力士像(傷みが酷くて非公開の模様)は県指定文化財です。この内の千手観音立像と不動明王立像の2躯が、2年前の2021年に浜松市美術館で行われた「みほとけのキセキ」展で出展されていました。
726年に行基によって新達寺(しんだじ)として開創。富幕山に開創された新達寺は平安時代に千頭ヶ峯の観音岩と呼ばれる場所に移転し、寺名を真萱寺へと変え、やがて、まかや寺と呼ばれるようになった。平安時代末期に一条天皇の勅願により現在地へ移転し、摩訶耶寺と号したとの事です。戦国時代の1573年に武田信玄の兵火により焼失、1632年に再建され現在に至ります。
浜名湖の西側沿いの道を北上し、寺院の西側の道沿いに駐車場がありましたので、停めさせて頂きました。西側からの参道の入口にポツンとお堂、恐らく護摩堂(堂内が見えないので)。参道を進むと山門(高麗門)、山門をくぐると笠塔婆、くりからの滝、西国三十三観音像。左に曲がると正面に本堂です。左側に再建に尽力した近藤用行夫婦の御廟、摩訶耶庭園入口。右側の上には不動堂、津島神社。本堂前に石灯篭。
本堂に上がらせて頂きます。右側に拝観受付がありましたので、拝観料(400円)を納めて御朱印をお願いし堂内へ。堂内は密教系の造りで、内陣と下陣が格子で分けられています。内陣には立派な厨子が3つ並んでいて全て閉扉、真ん中の厨子には秘仏本尊・聖観音菩薩が、左右の厨子には曼荼羅が納められているそうです。お堂は江戸時代初期に建てられたもので、400年経っているのに天井画は綺麗に残っています。左奥の脇間には弘法大師像を安置。
渡り廊下を進むと収蔵庫で、奥から千手観音立像、阿弥陀如来坐像、不動明王立像を安置。不動明王立像の前には小像の薬師如来坐像と源頼朝の持念仏と伝わる厨子入り愛染明王。
千手観音立像と不動明王立像は、展示会で観た時は大きく感じたのですが、収蔵庫の天井が低めだからか、光背が付けられていたからなのか、それ程大きく感じませんでした。
千手観音立像は、高さ約152cm、一木造、平安時代中期の作、唇の紅が残っていて艶かしい。
不動明王立像は、高さ約96cm、一木割矧造、平安時代後期~鎌倉時代初期の作、彩色は剥落して素地仕上げの様、木目が迫力を増しています。受付のお姉さまが「手に書かれた眼が残っているのがわかったんです。ね、わかるでしょう?」と。「え、どこどこ?」「ほら、あの手の親指の所。」「あ、これ。言われてみれば。」なんて遣り取りしながら。(愉しい)
御朱印帳を受け取り、本堂を出て、摩訶耶庭園へ。1968年の学術調査で、泥土と草木に埋もれていた池泉鑑賞式庭園が発見され、鎌倉時代の手法を踏襲した庭園とされています。素晴らしい庭園で、独り占め出来るとはラッキー。ゆっくり眺めさせて頂きました。建物が2棟ありますが、1つは参道入口にあった護摩堂? もう1つは大きめの茶室でしょうか?
庭園を出て最後に、境内社の津島神社と津島神社の右下の不動堂に手を合わせました。
御朱印
護摩堂?
山門(高麗門)
笠塔婆
近藤用行夫婦御廟
石灯篭
本堂
本堂天井
大黒天
収蔵庫
不動明王立像(重文)
展示会で撮影
愛染明王坐像
薬師如来坐像
阿弥陀如来坐像(県指定文化財)
千手観音立像(重文)
展示会で撮影
展示会で撮影
手に書かれていた眼(矢印の所)
名勝 摩訶耶庭園
津島神社
拝殿
本殿
不動堂
すてき
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