たきょうじんじゃ
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建穂神社のお参りの記録一覧
神祇伯
2022年08月25日(木)
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駿河国安倍郡の式内社です。中世にはこの場所に建穂寺があり、今川氏や武田氏、そして徳川家康公からも篤く崇敬されていましたが、明治の神仏分離によって廃寺となり、仏教関係の建物は全て破却され現在に至ります。なので、ここから少し奥には観音堂跡があります。元々はこちらに移ってきた秦氏の建てた神社だったそうです。
《鳥居》
ここもまた住宅地の一番奥にあり、まさしく産土神さまといった感じです。
《手水舎》
蛇口式です。
《境内》
半分山みたいなところなので緑が目に優しく静かです。
《由緒書き》
この神社は建穂(たきょう)と読みますが、これはアイヌ語で「トキウ=沼葺處」なんだそうです。…アイヌ民がいたんですかね。そうか秦氏=アイヌ?
《拝殿》🙏
👁チェックポイント‼️
現在、葵区宮ヶ崎町の静岡浅間神社の例祭とともに行われる廿日会祭の「稚児舞」は元々建穂寺に伝わっていたものを、家康公がお気に召して浅間神社の祭りに奉納させました。それ以来、建穂寺が廃絶するまでお稚児さんはここから浅間神社へ行幸する習わしになってました。
《扁額》
現在稚児舞は、七間町の別雷神社、紺屋町の小梳神社が隔年で担当する形で受け継がれています。
《本殿》
やはり少しお堂のような名残を残していて、建物自体が真四角で人が入れること前提の形になっています。
《末社》
《忠魂塔》
今年は戦後77年目でございます。
《御神木》
立派な大スギです。
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