いずものおおやしろ
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出雲大社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年01月28日(木)
参拝:2020年11月吉日
出雲大社(いずもおおやしろ)は、島根県出雲市にある神社。式内社(名神大社)、出雲国一之宮。旧社格は官幣大社、勅祭社、現在は神社本庁の別表神社。出雲國神仏霊場第1番(発願地)。
創建は不詳、神代とされる。古代より杵築大社(きずきたいしゃ)と呼ばれていたが、明治時代に入り出雲大社と改称。近代社格制度化において唯一「大社」を名乗った。
記紀(古事記・日本書紀)によると、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ;出雲大社の御祭神)の「国づくり」の大業に感激した天照大御神が諸々の神に命じて大国主大神のために壮大な天日隅宮(あめのひすみのみや)を建てたとあり、この天日隅宮が出雲大社にあたる。神話の中では、出雲大社は「太く深い柱で、千木が空高くまで届く」と形容され、これに相当する平安時代の平面図と遺構が発見されている。
参拝時は平日(金曜日)の昼で、コロナ期間中ではあるがGO TO キャンペーンもあり、参拝者はそれなりに多くいた。参拝にあたっては3日間、出雲縁結び空港でレンタカーを利用した。出雲空港から出雲大社までは20kmちょっと、30分ほどで到着。大社周辺には複数の大きな無料駐車場がある。
参拝上の留意事項としては、出雲大社では、二拝四拍手一拝の独特な作法で拝礼するとされる。
創建は不詳、神代とされる。古代より杵築大社(きずきたいしゃ)と呼ばれていたが、明治時代に入り出雲大社と改称。近代社格制度化において唯一「大社」を名乗った。
記紀(古事記・日本書紀)によると、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ;出雲大社の御祭神)の「国づくり」の大業に感激した天照大御神が諸々の神に命じて大国主大神のために壮大な天日隅宮(あめのひすみのみや)を建てたとあり、この天日隅宮が出雲大社にあたる。神話の中では、出雲大社は「太く深い柱で、千木が空高くまで届く」と形容され、これに相当する平安時代の平面図と遺構が発見されている。
参拝時は平日(金曜日)の昼で、コロナ期間中ではあるがGO TO キャンペーンもあり、参拝者はそれなりに多くいた。参拝にあたっては3日間、出雲縁結び空港でレンタカーを利用した。出雲空港から出雲大社までは20kmちょっと、30分ほどで到着。大社周辺には複数の大きな無料駐車場がある。
参拝上の留意事項としては、出雲大社では、二拝四拍手一拝の独特な作法で拝礼するとされる。
敷地入口に立つ<勢溜(せいだまり)の大鳥居>。ここから聖域が始まる<一の鳥居>にあたる。50年に一度新調される木製の鳥居で、2018年に建て直されている。
<勢溜の大鳥居>をくぐって振り返ると、遠くの低い場所(宇迦橋)に大きな鳥居が見えるが、これは大正時代に実業家が寄進したもので<一の鳥居>ではない。
<勢溜の大鳥居>から本殿まで1km弱の参道が伸びるが、この参道は徐々に下っていて、全国的にも珍しい<下り宮>となっている。自分の参拝したことがある範囲では群馬の上野国一之宮<貫前神社>ぐらい。宮崎の鵜戸神宮、熊本の草部吉見神社と合わせて<日本三大下り宮>と言うらしい。出雲大社が<下り宮>となっている理由については諸説ある。
参道の両脇は松の木で<日本の名松100選>にも選出。後ろにひかえる山は、御神体にして出雲大社の禁足地・八重山。
参道の両脇は松の木で<日本の名松100選>にも選出。後ろにひかえる山は、御神体にして出雲大社の禁足地・八重山。
参道をしばらく進むと、右側に末社<祓社(はらえのやしろ)>が現れる。ここでまず、四柱の「祓戸の神」により日常生活の心身の罪汚を祓い清める。
下り参道を下り切って、素鵞川(そががわ)に架かる<祓橋(はらえのはし)>を渡ったところに<二の鳥居>がある。この鳥居は下をくぐる設定にはなっておらず、鳥居の両サイドに参道がある。なお、<祓橋>も穢れを落とす意味がある。
いよいよ本殿に近づくと、左手に手水舎が現れる。祓社、祓橋、手水舎で<三度の禊>が完成する。手水舎の裏手は社務所。
手水舎の近くにある御祭神<大国主大神>の像。別名は<だいこくさま>。手前は『因幡の白兎』の話で大国主大神が助けたうさぎ。
<三の鳥居>に当たる<銅の鳥居>。1666年長州藩第3代藩主・毛利綱広の寄進で、国指定重要文化財。出雲大社では、この<銅の鳥居>と荒垣で囲われた内側を<境内>と呼ぶ。
<銅の鳥居>をくぐると、左斜め前方向に<拝殿>が現れる。参拝者は各々ソーシャルディスタンスを意識して並んでいる。まずここで最初の参拝をする。
正面から。建物として非常に美しい造形。
拝殿のはるか後ろに本殿がある。拝殿と本殿を写真1枚に収めるとこんな感じ。
本殿(一番高い、黒い千木のある建物)は回廊や瑞垣で囲まれているため、やや遠くからの方がよく見える(近づくとほとんど見えない)。本殿は1744年の造営で国宝。本殿の手前に人だかりが見えるのは<御守所>。御守所の後ろの建物は<西回廊>で国指定重要文化財。
本殿の前に建つ<八足門>。国指定重要文化財。ここでも本殿を参拝する。
八足門の細部。蛙股の「瑞獣」や流麗な「流水文」などの彫刻は、江戸初期の伝説的彫刻職人・左甚五郎の作といわれる。
八足門近くの、拝殿の裏側にある<御朱印所>。初穂料の記載はなく巫女さんに「お気持ちで」と言われる。本来はこの方が正しいでしょう。
西側の<十九社(じゅうくしゃ)>。末社。国指定重要文化財。旧暦十月<神在月>に全国の神々が出雲大社の主祭神・大国主大神のもとに集まるが、その際の神々の宿となる。
2つの摂社<氏社(うじのやしろ)>。国指定重要文化財。出雲国造家(出雲大社宮司家)の祖先を祀る。
2つの氏社の奥に建つ<宝庫>。国指定重要文化財。
瑞垣の内側、本殿の手前に建つ<神魂御子神社(かみむすびみこのかみのやしろ)/筑紫社(つくしのやしろ)>。国指定重要文化財。ちなみに、瑞垣自体も国指定重要文化財。
本殿西側にある参拝所。本殿により近いと、すごい人気で大行列。
本殿西側最奥にある<彰古館>。1914年新造開館した宝物館。
本殿裏手にある摂社<素鵞社(そがのやしろ)>。国指定重要文化財。大社の御祭神・大国主大神の父親である素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る。
素鵞社の後ろには巨大な岩(磐座)があって、素戔嗚尊が住む神聖な山・八重山と繋がっているため、出雲神社で一番のパワースポットと言われており、触ると御利益があるとのこと。
素鵞社の裏の軒下に砂の箱があり、<稲佐の浜>の砂を持参し供え、ここにある素鵞の社の砂を持ち帰ると清めのお守りになるとのこと。先に持参のルールがあり、自分はこの後<稲佐の浜>に行く予定のため、ここの砂は持ち帰れず。
本殿東側最奥にある<文庫>。1667年の新造した図書館。水戸光圀が『大日本史』の編纂に当たり佐々介三郎(助さん)をここに派遣。
<文庫>から本殿を望む。実際には、高く天にそびえる感じ。
<文庫>から本殿とその前方を望む。
瑞垣の内側、本殿の手前に2つの社があり、一つは<大神大后神社(おおかみおおきさきのかみやしろ)/御向社(みむかいのやしろ)>(左)。もう一つは<神魂伊能知比売神社(かみむすびいのちひめのかみやしろ)/天前社(あまさきのやしろ)>(右)。ともに国指定重要文化財。
末社<釜社(かまのやしろ)>。国指定重要文化財。御祭神・宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)は、素戔嗚尊の御子神で、食物を司る神。全国の稲荷社の御祭神。
東側の<十九社(じゅうくしゃ)>。末社。国指定重要文化財。西側の<十九社>と同じく、神在月に全国の八百万の神が参集した際の宿。
ふたたび本殿正面に戻る。写真右側の<観祭楼および廻廊>も国指定重要文化財。
<銅の鳥居>近くの<神牛>と<神馬>。新型コロナで「撫でないで」との注意書きが。
境内西側には、神楽殿へ続く門がある。
出雲大社のトレードマークとも言える<神楽殿の大しめ縄>。日本最大の大しめ縄で、長さ13.6m、直径(最太部)8m、重さ5.2トンとのこと。年間に約600万人もの人がくぐると言われ、2018年に6年ぶり7回目の新調がなされた。
神楽殿の参拝場所。
大しめ縄の大きさは、人の大きさと比べるとよく分かる。
参拝場所の左手、右手の両方にある授与所。御朱印はこちら。
神楽殿全景。神楽殿は1981年創建で、もともとは千家国造家(大社宮司家)の大広間。
道路からの神楽殿入口の右脇に建つ<金刀比羅宮>(左)と<祓社>(右)。
<銅の鳥居>から東方向に進んで境内を出て、<社家通り>を数百メートル行って小道を左折すると、摂社<神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのやしろ)/命主社(いのちぬしのやしろ)>に着く。天地開闢(世界のはじまり)の造化三神の一柱、神皇産霊神(かみむすびのかみ)が祀られている。
命主社の手前には、推定樹齢1000年のムクノキの巨木がある。高さ17m、根本回り12mあり、根が発達して2m近く根上がりしている。生命力を強く感じる。
<銅の鳥居>まで戻って、ここから参道を<勢溜の大鳥居>まで戻っていく。
写真の<会所>は、手水舎・社務所の参道挟んで反対側にある。1667年造替。神職のお籠り潔斎、藩主などの参拝応接、月次連歌会など多目的に使用した建物。
写真の<会所>は、手水舎・社務所の参道挟んで反対側にある。1667年造替。神職のお籠り潔斎、藩主などの参拝応接、月次連歌会など多目的に使用した建物。
<会所>の前に立つ、<大国主大神とその幸魂奇魂(さきみたま くしみたま)>の「ムスビの御神像」。古事記および日本書紀に記載のある<国造りの大業>の話。ここから出雲大社には縁結びの御利益があるとされる。
<祓橋>の近くにある摂社<野見宿禰(のみすくね)神社>。御祭神の野見宿禰命は出雲国造の祖先・天穂日命の子孫で当時天下一の力士に勝ったことから国技大相撲の元祖、広くはスポーツの神、文武両道の神とされている。
<野見宿禰神社>の近くにある土俵。2013年の出雲大社・平成の大遷宮の時には、奉祝行事として、横綱の白鵬関や日馬富士関も土俵入りを奉納したとのこと。
すてき
みんなのコメント(2件)
![🌻向日葵🌻](https://minimized.hotokami.jp/DcH-h8GePCW0bFCtqtDV-O28mJa5RJuxt8fsecz2zQU/s:20:20/q:20/plain/https://hotokami-user.s3.amazonaws.com/20220108-090949_aG55b42HMJ.jpg@webp)
惣一郎さん こんばんは😃🌃
出雲大社行きたいです‼️‼️‼️
検索して惣一郎さんにあたりました❗
お天気が良く青空が広がる素敵な写真ですね😃
伊勢神宮は平成から令和に変わる間際の2月に参拝に行きました。
次の目標は出雲大社‼️
2021年06月22日(火)
ひまわりさん、こんばんは~! (^▽^)/
古い投稿もご覧いただきありがとうございます!
出雲大社、良いですよ~♪
自分の感覚だと、伊勢神宮は荘厳で気高い感じ、出雲大社はもうちょっと庶民寄りで親しみやすい感じです。
自分は昨年秋にGO TO トラベル・キャンペーンで初めて行ったのですが、とても良かったので、また行きたくなっています。
参拝する時のポイントとしては、出雲大社は時間にゆとりをもって行かれることをお勧めします。自分は初めての島根県だったので、ちょっとスケジュールを密にし過ぎてしまい、見落とした<見どころ>もあったようで後悔しました...( ;∀;)
2021年06月22日(火)
投稿者のプロフィール
![惣一郎さんのプロフィール画像](https://minimized.hotokami.jp/H7wLAwLIKnJOlYpkG0N9M-bK9sz6eHxtdbLrXBnMEhg/s:50:50/q:20/plain/https://hotokami-user.s3.amazonaws.com/20220104-044828_ONneG4EPg3.jpg@webp)
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
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