かなやごじんじゃ
金屋子神社のお参りの記録一覧
夏の意宇六社めぐりとその繋がりで二重亀甲詣。
でも最後は
金屋子神社さん。
製鉄の神さん。全国に1200社を数えるお社の総本山。
ワタクシ
金屋子神社さんは初めて存じあげました。
此方でこの度のお参りはお終い。
ありがとうございました。
分かる方いらっしゃる?
奥出雲を中心として古代七世紀ころから近世まで「たたら製鉄」が行われており、この地では、日照りで困っていた播磨國に慈雨をもたらしたという、鉄造りの神である金屋子神が舞い降りてきて製鉄技術を授けられたとする神話があり、その信仰の場が金屋子神社であったとのことです。
しかし当社は延喜式にも出雲國風土記にも見えないとのことです。
鉄造りの神が雨をもたらすというのは、陰陽五行思想の相生説(木生火、火生土、土生金、金生水、水生木)により、金から(金が冷えて)水が生まれる(雨が降る)という考え方が反映された呪術ではないでしょうか。そういえば、播磨国には民間陰陽師が多くいたとされていますし、安倍晴明も従四位下播磨守でした。
この金屋子神話が陰陽道が盛んであった平安後期十一世紀に作られ当神社が祀られたとすれば、奈良時代に編纂された出雲國風土記や、十世紀に編纂された延喜式に記載されることは無かったということになります。
境内に入ってすぐ右側の池に囲まれた島に金儲神社という小祠があります。説明看板によると、宮司家で育てられたこの地の梅林幸雄さんが、後に商売をするようになり、金屋子神社を信仰する者は金運に恵まれるようにとの趣旨で寄進されたとのことです。
感謝です!!拝。
境内社金儲神社
全国にある「金屋子神社」の総本山。「かなやご」さんは鉄の神様です。
本殿は大社造。安来エリアには良く彫刻が見られますが、出雲市にある神社にはあまり彫刻はありません。誰の作品かはわかりませんでした。
この神社がある安来市周辺は「たたら」という古代から続く製鉄方法を行っていた地域。現在でも島根県でしか伝わらない「たたら製鉄」が行われている場所のひとつです。
金屋子さんは女性神なのであまり女性が行くことを好まないかもしれないのですが…、出雲の神様なのでまぁ奥ゆかしいんじゃないかなとw 勝手に想像しながら参拝しました。
神社の中には池があり、その中心に橋を渡って行けるほこらがありました。
そこは「金儲神社」と書いてありました。あまりお金に関する神社は多くない島根ですが、お隣鳥取には「金持(かもち)神社」があるので、県境に近いここに金儲神社があるのもうなずけます。
拝殿。
拝殿の彫刻。
本殿。
池の中にあるほこら。
金儲神社。
池から見た金屋子神社。
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