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金屋子神社ではいただけません
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かなやごじんじゃ

金屋子神社のお参りの記録(1回目)
島根県安来駅

投稿日:2020年01月16日(木)
参拝:2015年4月吉日
奥出雲を中心として古代七世紀ころから近世まで「たたら製鉄」が行われており、この地では、日照りで困っていた播磨國に慈雨をもたらしたという、鉄造りの神である金屋子神が舞い降りてきて製鉄技術を授けられたとする神話があり、その信仰の場が金屋子神社であったとのことです。
しかし当社は延喜式にも出雲國風土記にも見えないとのことです。
鉄造りの神が雨をもたらすというのは、陰陽五行思想の相生説(木生火、火生土、土生金、金生水、水生木)により、金から(金が冷えて)水が生まれる(雨が降る)という考え方が反映された呪術ではないでしょうか。そういえば、播磨国には民間陰陽師が多くいたとされていますし、安倍晴明も従四位下播磨守でした。
この金屋子神話が陰陽道が盛んであった平安後期十一世紀に作られ当神社が祀られたとすれば、奈良時代に編纂された出雲國風土記や、十世紀に編纂された延喜式に記載されることは無かったということになります。
境内に入ってすぐ右側の池に囲まれた島に金儲神社という小祠があります。説明看板によると、宮司家で育てられたこの地の梅林幸雄さんが、後に商売をするようになり、金屋子神社を信仰する者は金運に恵まれるようにとの趣旨で寄進されたとのことです。
感謝です!!拝。


金屋子神社の鳥居
金屋子神社の建物その他
金屋子神社の鳥居
金屋子神社の建物その他
金屋子神社の山門
金屋子神社の本殿
金屋子神社の本殿
金屋子神社の建物その他
金屋子神社の本殿
金屋子神社の本殿
金屋子神社の建物その他
境内社金儲神社
金屋子神社の末社
金屋子神社の末社

すてき

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投稿者は裕遊斎uusaiです。
延喜式内社中心に参拝しております。最近のマイブーム(今や死語でしょうかね!?)は、岩・石・砂など(大小にかかわらず)のある神社です。陰陽五行や陰陽道にも興味があります。御朱印やオリジナル御朱印帳は、いただければうれしいですが、いただけなかったら、次回参拝の宿題をいただいたと思い、再度の参拝を期すと考えております。
主な参考文献等は以下のとおりです
Ⅰ全般についてー『神社の由来がわかる小事典』(三橋健著/PHP新書)、『日本の神々 神社と聖地』(谷川健一編/白水社)、『神社検定公式テキスト①~⑩』(日本文化興隆財団/扶桑社)、『神道事典』(国学院大学日本文化研究所)
Ⅱ延喜式内社について-『式内社調査報告』(皇學館大學出版部)、「延喜式神社所在一覧表」(『日本「神社」総覧』(新人物往来社/西牟田崇生作成)、サイト『延喜式神社の調査』(管理人:阜嵐健)
Ⅲ岩について-『岩石を信仰していた日本人』(吉川宗明著/遊タイム出版)、『磐座紀行』(藤本浩一著/向陽書房)、『磐座百選』(池田清隆著/出窓社)
Ⅳ陰陽道などについて-『陰陽五行思想からみた日本の祭』(吉野裕子著/弘文堂)
Ⅴ暦について-サイト『換暦』(管理人:㈱まえちゃんねっと)

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