法吉神社のお参りの記録(1回目)
島根県松江しんじ湖温泉駅

主祭神として「宇武加比賣命」を祀った大社造変態の本殿を持つ神社です、創建年代は西暦６５０年頃と伝えられているそうですが定かではないとのこと。、延喜式には法吉神社、出雲国風土記では法吉社、雲陽誌では大森明神の名で記載されています。
もともとは近隣の鶯谷に鎮座していたものを松江城築城の際、現在の場所へ移設したそうです。
社殿の木材は比較的新しいですので近年遷宮があったのだと思います。正面から見る拝殿の姿はとてもキレイです。本殿はいたってシンプルな大社造になりますが、結構大きい社になります。境内は掃除が行き届いていますし、何より静かで落ち着けますね。
そうそう、主祭神の宇武賀比比賣命ですが、大国主命が兄神たちの手によって大火傷を負わされ瀕死の状態（鳥取県の赤猪岩神社あたりが事件現場）になった時、枳佐加比売命と力を合わせて大国主命を蘇生させ、その後法吉鳥(鶯)になって飛んできてここの神社に鎮座されたのだとか。だからここの辺りは法吉町とか鶯谷とかの土地名なんですね。
なんだかロマンがあって良いですね。