いかぐじんじゃ
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伊香具神社ではいただけません
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伊香具神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月08日(日)
参拝:2022年4月吉日
【近江國 式内社巡り】
伊香具神社(いかぐ~)は、滋賀県長浜市木之本町大音にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は県社。祭神は、伊香津臣命。
『近江輿地志略』によると、上古、当地が未開の湖沼地であったころ、祭神が当地に来て開拓し、その後子孫を守護するために鎮座したとのこと。社伝によると、飛鳥時代、天武天皇の白鳳10年以前に祭神の子孫である伊香宿祢豊厚が社殿を建立したとしている。国史である『日本三代実録』では平安時代の859年に神階昇叙の記載があり、927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「近江國 伊香郡 伊香具神社 名神大」に比定されている。社伝によると、895年に菅原道真公が法華経や金光明経を手写して納め、「正一位勲一等大社大明神金剛覚印菩薩」の勅額を下賜したとしている。その後、室町時代には足利尊氏が200石の社領を寄進し、年3回の祈祷を依頼、領主・浅井氏も庇護したが、1583年の賤ヶ岳の戦いの兵火で社殿、古記録を焼失、社領も没収された。明治時代に入り、近代社格制度のもと、県社に列格した。
当社は、JR北陸本線・木ノ本駅の西方2kmの、背後に小山(賤ヶ岳)を控えた平地にある。琵琶湖との位置関係だと最北部東側。住宅もまばらな広々とした地域ではあるが、鳥居から社殿までが100m以上離れていて、往古の大きさが偲ばれる。社殿を中心に東西に横長の境内地も広々としている。特徴的なのは、日本に20基ほどしかない、境内入口の「三ツ鳥居」。拝殿はたまたま全面工事中のため、見ることができなかった。
今回は、近江國の式内社、滋賀県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後、自分以外には参拝者は見掛けなかった。
境内の100m以上南側にある<一の鳥居>と<社号標>。後ろの山は賤ヶ岳。
境内南端入口全景。
境内入口の<二の鳥居>。その形状は4本の柱で3つの鳥居を形成した<三ツ鳥居>。
二の鳥居をくぐって左側にある<手水舎>。
手水舎の後ろにある<社務所>。御朱印はこちら。
<拝殿>全景、となるはずが、全面工事中につき残念ながら見ることができず。タイミングが残念...(^_^;)
拝殿前左側の<狛犬>。激しい補修跡からすると、かなり古いものなのかな。
拝殿前右側の<狛犬>。
拝殿前にある<力石>。持ち上げるには現実的なサイズかな。
社伝の左手、社務所の右側にある建物。
拝殿後ろの<中門>と瑞垣で囲われた<本殿>。
中門の後ろの<本殿>。
本殿の左側にある、やや小さい社。社名は不明。
本殿の右側にある、やや小さい社。社名は不明。
社殿前右手にある<神馬>。
鳥居の右手離れた場所にある御神木クラスの極太の樹木。
境内の右側にある<伊香招魂社>の鳥居と社号標。
鳥居をくぐると、瑞垣で囲われた神域が見えてくる。
<伊香招魂社>の社殿。
伊香招魂社の右手にある<独鈷水(どっこすい)>。『伊香具神社由緒記』によると、こちらは弘法大師が国内巡錫の際に独鈷(祈祷用の法具)を用いて掘り当てた浄水源とのこと。
独鈷水の南側にある<神宮寺の蓮池>。当社は南北に奥行きはないが、東西に広々している。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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