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しゃくごじ

赤後寺のお参りの記録一覧
滋賀県 木ノ本駅

たびまる
たびまる
2025年11月08日(土) 20時37分39秒
74投稿

小高い山に立つ日吉神社の鳥居の奥に本堂がありました。(日吉神社の神宮寺なんですね。)
寺伝では、足利尊氏から荘園を寄与され隆盛を極めたそうです。厄を転じて利となす「転利(コロリ)観音」として親しまれており、三回参拝すれば長患いせず極楽往生できるそうですよ。(あと2回ww)
重文の千手観音と聖観音のお二人には度重なる合戦を乗り越えて、地元の方々に守られた観音様だからこその御利益があるのかもしれないなあ。

赤後寺(滋賀県)

鳥居の向こうにお寺が…まさに、神仏習合ですね🎵

赤後寺(滋賀県)

立派な本堂です。この中に二体の観音様がおわします。

赤後寺(滋賀県)

御朱印は大悲殿と転利観音の2種類。当然、両方頂きました。

赤後寺(滋賀県)

駐車場な隅にぽつりと残された子供用のブランコ。このタイプはなかなか見かけませんね。

赤後寺(滋賀県)

余談ですが、専用の御朱印帳はご開帳していない寺を除いて全て埋まりました。2冊めは買ったけど、貼る場所が少ないのでこのまま使うかどうするか考え中…

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nomuten
nomuten
2023年08月21日(月) 13時00分39秒
1394投稿

滋賀県湖北地域の寺院巡りの4寺目は、2·3寺目と同じく長浜市高月町に在る唐喜山 赤後寺(しゃくごじ)です。
転利(コロリ)観音と呼ばれ、昔から多くの信仰を集めています。
浄土真宗で、本尊は聖観音と千手観音。
この聖観音立像(文化財登録名は菩薩立像)と千手観音立像は重文です。
毎年7月10日の千日会で開帳されますが、その日以外は事前予約が必要です。(予約していなくても当日に当番の方がいらっしゃれば拝観可能です。)

伝えによれば、奈良時代に行基により創建。戦国時代の賤ヶ岳の戦いの兵火により堂宇は焼失するも仏像は運び出された。現在は地域の方々により護られています。

日吉神社という社号標の手前に数台停めれる駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
本堂へは鳥居をくぐり、石段を上がります。石段の手前に手水、手水の右側に御枕石(川に仏像を沈めた際に枕に使ったと伝わる)。石段を上がると稲荷神社、鐘楼、本堂です。鐘楼の石垣の周りには紫陽花が綺麗に咲いていました。
本堂正面から外陣に入って手を合わせました。内陣へは外陣から行けないため一旦外へ出て、右へ廻り込んだ横から入ります。拝観受付があり、予約した者と伝えて、拝観料(500円)を納めて、書置きのみですが御朱印を頂きました。
内陣の真ん中に立派な厨子があり、厨子の左側に千手観音立像、右側に聖観音立像が安置されていました。見た瞬間、とても神々しく感じました(神様ではないけれど)。
千手観音立像は、高さ約174cm、一木造、残念ながら腕は42本あるところが現状12本、手先は亡失しています。小顔で丸顔、衣は綺麗に丁寧に彫られています。聖観音立像は、高さ約183cm、一木造、手先は亡失しています。顔はやや四角張って、体はがっしりとした印象で、腰を少し左に捻っています。こちらの衣も綺麗に丁寧に彫られています。
両像とも手先がありませんが、却ってどの様な手の表現だったのかなと思いをはせるのもいいかなと思いました。

赤後寺(滋賀県)

御朱印(書置きのみ)

赤後寺(滋賀県)
赤後寺(滋賀県)

手水
右側に御枕石

赤後寺(滋賀県)

拝観案内

赤後寺の末社・摂社

稲荷神社

赤後寺(滋賀県)

本堂、鐘楼

赤後寺(滋賀県)

鐘楼

赤後寺(滋賀県)
赤後寺(滋賀県)
赤後寺(滋賀県)

本堂

赤後寺(滋賀県)

本堂外陣

赤後寺(滋賀県)

千手観音、聖観音(ネットから転載)

赤後寺(滋賀県)
赤後寺(滋賀県)
赤後寺(滋賀県)
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