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興福寺ではいただけません
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興福寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県八日市駅

投稿日:2023年07月16日(日)
参拝:2023年6月吉日
今回は滋賀県の寺院巡りです。
先ず1寺目は、東近江市に在る大智山 興福寺です。(東近江市には興福寺が2寺ありますが、こちらは五智町の方です。)
臨済宗永源寺派で、本尊は大日如来。
この本尊・大日如来坐像は重文です。他に所蔵の聖観音立像も重文で、薬師如来・宝生如来・釈迦如来・阿弥陀如来坐像は市指定文化財です。
尚、拝観に際しては事前予約が必要です。

奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が創建、大智山 国分寺と名付けたと伝わります。室町時代の火災や戦国時代の織田信長の兵火にかかり再建したが次第に荒廃。1652年に永源寺の第95世の綱宗和尚が彦根藩主・井伊直澄の帰依を受けて再興し、寺号を興福寺に改めたとの事です。

山門手前の左側に駐車場がありますが、車のルーフに載せたキャリアが入口の笠木?に当たりそうだったので、近くの空き地らしき所に停めさせて頂きました。(後から聞いたら問題無しとの事で一安心。)
庫裏で拝観予約した者と伝えると本堂前へ行って下さいとの事。本堂の扉を開けて頂き、上がらせて頂きました。現在は臨済宗ですが、本尊が大日如来ですから元は真言宗でしょうか。堂内も内陣と下陣を格子戸で仕切る密教式スタイル。格子戸の真ん中の1間(1.8m)位は格子戸が取り払われて金網になっています。恐らく本尊を見易くしたのだと思いますが、昔は女性は堂内に入れなかったらしく、堂外から賽銭を投げるため仏像を傷付けてしまうので明治時代頃に金網を付けたそうです。
脇から内陣に入らせて頂きました。5躯の如来(五智如来)像を横一列に安置、壮観ですがとても窮屈そう。以前は四隅に四天王像を配置してありましたが、少しでも裕を取るため左右の手前に2躯ずつ下ろして並べたとの事です。創建時の本堂は相当大きなお堂だったと思われます。
五智如来像で頭に浮かぶのは京都・安祥寺(国宝、京都国博に寄託)、京都・東寺、和歌山・金剛三昧院くらいですが、余り知られていない滋賀県の寺院に安置してあるとは驚き。(観光寺院ではないので仕方無い?)

当日はご住職の奥様にご対応頂きました。京都・伏見のご出身との事で京都の事は当然ながらよくご存じで、とても気さくで、よくお話しされる方です。こちらには五智如来の他に重文の聖観音立像も所蔵されていますが、秘仏だそうで予約して伺っても通常は扉が閉まっていて観れないそうですが、当日の午後に何十回と訪れている方のたっての願いで開扉されていて「貴方、ラッキーですよ。」と言われました。本堂の五智如来、四天王像を観てから、渡り廊下を通って隣の客殿に行くと開扉された厨子に聖観音立像。平安時代後期の作と思われ、右足を僅かに前に出していますが殆ど直立、すらっとして優しいお顔をされていました。客殿から見る池がある庭(庭は古くないとの事)も綺麗で、秋の紅葉がとてもいいそうです。最後に御朱印をお願いし、拝観料(1,000円)を納めました。
山門手前の右側に御霊神社がありましたので手を合わせてから次へ向かいました。

興福寺(滋賀県)
御朱印
興福寺(滋賀県)
山門
興福寺の手水
手水
興福寺(滋賀県)
鐘楼
興福寺(滋賀県)
本堂
興福寺(滋賀県)
五智如来
興福寺(滋賀県)
本尊・大日如来坐像
興福寺の仏像
興福寺(滋賀県)
四天王像
興福寺(滋賀県)
興福寺(滋賀県)
客殿
興福寺の仏像
聖観音菩薩
興福寺(滋賀県)
興福寺の建物その他
破損仏
興福寺(滋賀県)
地蔵堂
興福寺(滋賀県)
地蔵菩薩
興福寺(滋賀県)
御霊神社

すてき

御朱印

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