御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

黄檗宗

福寿寺のお参りの記録一覧
滋賀県 武佐駅

nomuten
nomuten
2024年07月18日(木)
973投稿

今回は滋賀県の寺院巡りです。先ず1寺目は、近江八幡市に在る厳蔵山 福寿寺です。
黄檗宗で、本尊は千手観音。
この本尊・千手観音立像は重文。観光寺院ではないため、拝観には事前予約が必要です。
また、福寿寺庭園は滋賀県指定名勝です。

淳和天皇により829年に七堂伽藍を建立し、伝教大師最澄の手刻の観音像を奉安し、勅願所としたと伝わり、天台宗であった。1570年に織田信長の兵火により全山焼失し、礎石のみが残るだけであったが、辛うじて本尊のみ運び出された。その後の1680年に黄檗宗の梅嶺禅師により中興されて現在に至ります。

拝観予約した際にご住職からルート案内を受けましたが通り過ぎてしまいました。細い路地に入り、少し上がると山門前に出ます。そこに駐車させて頂きました。
山門をくぐり、真っすぐ上がると本堂です。右側に鐘楼堂ですが、梵鐘は太平洋戦争時に拠出し戻って来ずで残念ながらありません。左側に本堂から開山堂への渡り廊下(通幽橋)と開山堂です。写真はありませんが開山堂の左側に方丈があります。
ご住職にご挨拶し、本堂に案内して頂きました。須弥壇真ん中に閉扉の厨子があり、扉を開けて頂くと、本尊・千手観音立像。高さ約110cm、割矧ぎ造、頬はふっくらしていて、腰から下は幅広でがっしり、衣のひだは浅目でした。頭上面、脇手は後補との事でした。また、大正時代の解体修理の際に、内部の墨書きにより平安時代末期の1170年に製作された事が判明しました。

元々天台宗だったため、本堂は比叡山を正面に建てられているそうでいい眺めでした。
拝観料は特に規定していないとの事で志を賽銭箱に。また、御朱印は対応されていないとの事でした。

ーオマケー
こちらへ伺う前に、滋賀県甲賀市信楽町のMIHOミュージアムへ行って、特別展「奈良大和路のみほとけ」を観て来ました。法隆寺・観音菩薩立像(夢違観音)、薬師寺・聖観世音菩薩立像、東大寺・弥勒仏坐像の3躯は国宝で、360度ビュー出来たのはとても良かった。

福寿寺(滋賀県)

山門

福寿寺(滋賀県)

本堂

福寿寺(滋賀県)

鐘楼堂

福寿寺(滋賀県)

開山堂、右側は本堂との渡り廊下(通幽橋)

福寿寺(滋賀県)

福寿寺庭園

福寿寺(滋賀県)

本堂扁額

福寿寺(滋賀県)

本堂須弥壇(本尊、達磨像、韋駄天像)

福寿寺(滋賀県)

本尊・千手観音立像(重文)

福寿寺(滋賀県)
福寿寺(滋賀県)
福寿寺(滋賀県)

聖観音立像(近くの廃寺から遷された像、厚化粧過ぎて製作時代は不明)

福寿寺(滋賀県)
福寿寺(滋賀県)

オマケ-MIHOミュージアム

福寿寺(滋賀県)

美術館棟

もっと読む
行きたい
投稿する
お問い合わせ

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景
ホトカミを続けるために、あなたのサポートが必要です。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから

お問い合わせ