おづじんじゃ
小津神社へのアクセス
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駐車場に関する投稿
【近江國 式内社巡り】
小津神社(おづ~)は、滋賀県守山市杉江町にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は宇迦之御魂命。本殿、木造宇迦之御魂命座像は国指定の重要文化財。
社伝によると、当地を開拓し農産の発展を図った日本武尊の孫・小津君を祀ったのが始まり。のちに允恭天皇の皇姫・玉津姫の願により、大宅臣木事連に命じて、宇迦之御魂命を祀って主祭神とし、更に素盞鳴命、大市姫命を祀った。欽明天皇二十八年(567年)に発生した洪水により社殿が琵琶湖に流出し、その際湖中に流出した神霊を迎えた際に氏子らが踊りを奉納したのが、のちの長刀振り(現在国指定の重要無形文化財となっている、「近江のケンケト祭り長刀振り」のルーツ)とされる。
平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「近江國 野洲郡 小津神社 小」に比定されている。鎌倉時代の1260年に相模守越後守在判の御洪湯田の神納があり、高島郡安積川(安曇川)御網代の寄進もあった。さらに建武新政期の1335年足利尊氏は小津明神領として境内に兵馬の侵入を禁じる下知状を出した。応仁の乱の戦火で社殿を焼失したが、その後六角高頼により再建された。また永正の錯乱により1505年に再び社殿を焼失したが、延暦寺の僧・実観明舜房により18年かけて再建した。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR琵琶湖線・守山駅の北西4kmの農耕地の中の幹線道路(浜街道:県道26号線)沿いにある。琵琶湖東岸まで1kmの位置。道路沿いに100m以上ある境内は28,000㎡とのことで、社殿周り以外、すべて社叢となっていて木々が深い。空が抜けた広々とした社殿周りは、包まれ感があって心地良い(今回は季節的に満開の桜のサービス付き^^)。ちょっと変わっているのは、境内入口に鳥居がないこと(たぶん。あとで調べたら150m南西の浜街道から少し逸れたところに鳥居と社号標があることが判明。)と、駐車場がないこと(車だと境内に停めるルールなのかな?)。
今回は、近江國の式内社、滋賀県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、桜が満開の境内では数人の子連れのママさんがお花見をしていたが、他に参拝者はいなかった。
境内南西側の鳥居も社号標もない入口から入ったところからの眺め。
掃き清められた広い境内に、満開の桜がすごくきれい。(^▽^)/
上の写真撮影位置にある<手水舎>。
<拝殿>全景。境内と高低差はなく、建物はシンプルな造り。間口三間四尺、奥行三間四尺、切妻造。
<拝殿>正面。拝殿内は床はなく、土間のようになっている。
<拝殿>内部。入れるようだったので、神社幕のところで本殿を望む。祈祷はここでやるのかな。
拝殿を出て後ろの本殿を見に行く。拝殿横には大きな桜の木。
瑞垣で囲われた<本殿>。本殿内に安置されている<木造宇迦乃御魂命坐像>は平安時代中期の作とされ、国指定の重要文化財。
松尾大社の木造神像(国重文)、薬師寺の木像八幡三神像(国宝)と合わせ、<三神像>と呼ばれる。
戦国時代に延暦寺の僧・実観明舜房による再建。間口二間三尺、奥行三間三尺、一間社流造。国指定の重要文化財。
瑞垣内、本殿の右側に建つ社。
瑞垣の外側、本殿の右側に境内社が立ち並ぶエリアがあるので見て廻る。
<稲荷神社>の鳥居。
<稲荷神社>の社殿。
<天満宮>の鳥居。
拝殿に向かって左手にある<神輿庫>。
拝殿に向かって右後方にある<社務所>。御朱印はこちら。
※参拝時、宮司さんのご家族が桜の木の下でお花見をしていたが、宮司さんご自身は外出中で、御朱印は拝受できなっかった。残念。。。
最後に、満開の桜に囲まれた<社殿>。(^▽^)/
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