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慈眼寺のお参りの記録(2回目)
滋賀県守山駅

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なむなむ
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投稿日:2025年01月18日(土)
参拝:2025年1月吉日
天台宗 住吉山 興福院 慈眼寺
本堂改修15周年記念 秘仏「帆柱観音」御開帳に参拝しました。

毎年の初観音講に参拝させて頂いております。
住宅街にひっそりと佇む御堂の中には、正面に秘仏御本尊十一面観世音菩薩立像「帆柱観音」(最澄作伝)が御厨子の中に、そしてお前立ちの美しい観音像はもとより、木造薬師如来坐像(約145㎝)、日光・月光菩薩立像(約3m)などが御坐します。

昨年の初観音講に参拝した折、来年は秘仏御本尊さまが御開帳になる、と伺い、今日を心待ちにしていました。

秘仏御本尊十一面観世音菩薩立像さまは、今から約1200年前、延暦23年(804)、最澄は天台法華宗の修学のため中国の唐に渡り、翌年、多くの経典を携えて日本へ帰国する途中、海上で酷い嵐に遭った。船体は大きく傾き、帆柱も折れて、今にも船がしずまんとした時、十一面観音さまに祈りを捧げると、観音様が海上にあらわれ、風や波が穏やかとなり、無事に航海を終える事が出来たということです。
最澄は帰国後、航海安全の結縁として、折れた帆柱で海上に出現した十一面観世音像を自ら刻み、帆柱観音と名付け、小堂を建立し、寺名を慈眼寺とした。

御本尊の帆柱観音さまは、折れた帆柱で作られたということで、ほっそりとした御身体でした。
お顔も面長で穏やかでいらっしゃり、素朴な木肌は、金色に輝くお前立ち観音さまとは、また違った美しさでいらっしゃいました。
頭上の化仏は、厨子内にかけられた幕で見えず、ちょっと残念でした。

昨日と今日と2日間の御開帳。
いつもと違って、ひっきりなしに参拝者が訪れ、世話方の皆さまもお忙しい中、でもどこか誇らしげで、皆さま笑顔でいらっしゃるのがとても印象的でした。
参拝したこちらも、とても嬉しくなり、ありがたい参拝となり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。                 
                    合掌🙏🏻

本日はお堂内にての撮影は不可でしたので、お前立ち観音さま、薬師如来坐像さま等は、以前の投稿をご覧下さいませ。
慈眼寺(滋賀県)
薬師如来坐像
  パンフレットより
慈眼寺(滋賀県)
薬師如来坐像
  パンフレットより
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
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慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
慈眼寺(滋賀県)
授与品

すてき

御朱印

本堂改修15周年記念
秘仏本尊 十一面観世音菩薩立像 御開帳
本堂改修15周年記念
秘仏本尊 十一面観世音菩薩立像 御開帳

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