蓮長寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県野洲駅

滋賀県寺院巡りの3寺目は、2寺目の近江八幡市の西隣りの野洲市に在る蓮長寺です。
浄土真宗本願寺派で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの収蔵庫には重文の十一面観音が安置されていますが、観光寺院ではありませんので拝観には事前予約が必要です。
因みに、野洲市は2004年に野洲郡野洲町と中主町が合併して出来た比較的新しい市で、T.M.Revolutionの西川貴教が育った町です。

創建等の詳しい事はわかりませんが、聖徳太子による開基と伝わり、十一面観音は飛び地の境内に在った観音堂に安置されていたとの事です。元は天台宗だったと思われます。

境内に停めさせて頂きました。約束の時刻より早く着いてしまったため境内を少し散策していたらご住職が出てこられましたので、拝観をお願いした者ですと挨拶。早速、収蔵庫へご案内頂きました。物静かなダンディなご住職です。
十一面観音立像は、高さ約166cm、内ぐり無しの一木造り、平安時代の作で、頂上仏以外は現存。とても優しいお顔で、ウエストはくびれ、何と言っても大きな捻りが凄くて美しかった。
満足の内に拝観料をお支払して失礼しました。
浄土真宗のため御朱印はやられていないと思います。