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下新川神社のお参りの記録一覧
滋賀県 野洲駅

惣一郎
2022年05月28日(土)
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【近江國 式内社巡り】

下新川神社(しもにいかわ~)は、滋賀県守山市幸津川町にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は豊城入彦命、小楯姫命。例祭「すし切り祭り」は国の無形民俗文化財。

創建は不詳。社伝によると、第10代崇神天皇の第一皇子・豊城入彦命が東国平定に向かうため、琵琶湖西岸から丸太のイカダで当地に着き、平定して幸津川と名付け小祠を建立したことに始まる(この際、村人が「鮒鮓」を献上したのが「すし切り祭り」のルーツとしている)。国史である『日本三代実録』には平安時代の869年に神階奉授、885年に神階昇叙の記載がある。また、927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「近江國 野洲郡 下新川神社 小」に比定されている。室町時代の1490年に神階の正一位への昇叙の御土御門天皇の勅願が下った。明治時代に入り、近代社格制度のもと郷社に列し、のち県社に昇格した。

当社は、JR琵琶湖線・野洲駅の北西6kmの野洲川西岸の平地、幹線道路(浜街道:国道477号線)沿いの住宅街の中にある。境内はさほど広くはなく形はL字型で、南西端に入口があり、北東に進んだのち左折し北西に進む造り(社殿は南東向き)。社殿周りが奥まっているので静かな環境にあり、拝殿と本殿が分かれた歴史を感じる社殿は雰囲気が良い。

今回は、近江國の式内社、滋賀県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、参拝者は自分以外には見掛けなかった。

※御朱印は、本殿前の中門拝所に書置きがある。

下新川神社(滋賀県)

境内南東端入口全景。野洲川近くの住宅地の中にある。

下新川神社(滋賀県)

大きな扁額と緑の注連縄が掛かった<鳥居>。くぐると真っ直ぐにきれいな砂利道が続く。

下新川神社(滋賀県)

鳥居前左側の<狛犬>。肉付きが良くて巻き毛が多いタイプ。年季が入っている。

下新川神社の狛犬

鳥居前左側の<狛犬>。こちらは顔と鼻が大きめ。

下新川神社の手水

参道の右側にある<手水舎>。

下新川神社(滋賀県)

参道の左側にある、新しそうな<社務所>。

下新川神社の建物その他

参道突き当りの建物。神輿庫か祭器庫かな。

下新川神社(滋賀県)

突き当りで左方向を見ると<社殿>がある。

下新川神社の本殿

<拝殿>全景。彩色豊かな扁額が掛かっている。

下新川神社の建物その他

拝殿の左手の<神武天皇遙拝所>。

下新川神社(滋賀県)

拝殿を抜けて、瑞垣で囲われた<本殿>を望む。

下新川神社の本殿

<本殿>前には<中門>がある。階段を数段登って参拝。

下新川神社の山門

<中門>全景。注連縄と神社幕で雰囲気が引き締まっている。(o^―^o)

下新川神社(滋賀県)

中門から<本殿>を望む。檜皮葺の屋根、軒下の彫刻、木製の狛犬が気になる。

下新川神社の建物その他

拝殿と本殿の間、左手にある建物。

下新川神社の建物その他

<本殿を囲む瑞垣>全景。残念ながら本殿だけの写真が撮れない...(^_^;)

下新川神社(滋賀県)

拝殿の右手にある<愛宕神社>。

下新川神社(滋賀県)

愛宕神社の右隣にある<鹿島神社>(左)と<白山神社>(右)。

下新川神社の末社

鹿島・白山神社の右隣にある<中州護国社>。近隣・中洲地区の英霊を祀る。

下新川神社(滋賀県)

最後に<社殿>全景。大きくはないが非常にきれいにされており気持ちが良い神社。(^▽^)/

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