天台宗
常樂寺のお参りの記録一覧
常楽寺(じょうらくじ)を参拝し、御朱印(500円)も頂きました。入山料600円。
今回、初のライトアップ 令和6年11月22日~24日がなされていました。
滋賀県湖南三山の一つ。
近江西国観音霊場一番札所。
びわ湖百八霊場九十五番。
秋の紅葉が有名所。
紅葉まつり以外は参拝も予約が必要だそうですが、ゴールデンウイークのため5月7日までは、予約不要とのことで参拝させていただきました。
奈良時代中期に良弁(ろうべん)が開いた「阿星山五千坊(あぼしやまごせんぼう)」の中心で、平安時代初期には歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。
国宝の本堂、三重塔、重要文化財の風神雷神
二十八部衆像、釈迦如来、千手観世音菩薩(秘仏。三十三年に一度御開帳)、石灯籠など見所満載です。
間近で立派な仏像が拝観でき、歴史と趣きを感じる事ができます。ただ残念なことに心無いひとによって、風神、摩ご羅伽王、阿修羅王(昭和61年に発見され元の台座に安置)が、昭和56年に盗難に遭ったそうです。その為、各所にカメラやセンサーが取り付けられています。
本堂
和銅年間(708年~715年)元明天皇の勅願により良弁によって創建された伝わる。
聖武天皇が造営した離宮・紫香楽宮の鬼門鎮護の役目を果たしていた。
平安時代に行胤が堂宇を再建し、鎌倉時代には亀山天皇の勅願所となり鎮護国家の道場とされている。
1360年落雷により堂宇を全て焼失したが、すぐに観慶によって再興された。
現在に伝わる本堂はこのときに再建されたものである。
常楽寺にあった1452年建築の仁王門は、1592年豊臣秀吉が伏見城を築いた際、城門として移築された。次いで1601年徳川家康によって園城寺(三井寺)へ再移築され現在に伝わっている。
本堂は1360年、三重塔は1400年の再建でいずれも国宝指定されている。
本堂前の石灯籠は1407年製作で重文指定されている。
本堂
本堂
本堂
本堂
本堂
石灯籠
石灯籠
普賢堂
薬師堂
行者堂
三重塔
三重塔
三重塔
長寿寺さんが「東寺」と呼ばれこちらの常楽寺さんを「西寺」と呼んでおられる事を知り、足を伸ばして常楽寺さんにもお参りさせて頂きました。
拝観料をお支払いさせて頂くのに入口に監視モニターがズラリと並んでいて先ずビックリ‼️
今風やなぁ…と。
一歩中に入るととても立派で大きなご本堂があり、参拝順序が書かれていて進んでいくとたくさんの仏様がお祀りされていました。
前にお邪魔した近くの善水寺さんのようだなぁと思いながら拝見致しました。
じっくりと拝見し終えてお庭に出ると階段を登った上に三重の塔が…こちらのお寺ももう少し早く来させて頂けたら紅葉が🍁綺麗だったろうなぁと想いました。
御朱印を頂きました。
ご本堂正面
ご本堂入り口側
三重の塔
国宝の灯籠
滋賀県寺院巡りの5寺目は、4寺目の栗東市の東側の湖南市に在る阿星山 常楽寺です。今回の寺院巡りの最後となります。
天台宗で、本尊は千手観音(33年に1度開帳の秘仏、2036年開帳予定)。
この千手観音と釈迦如来、二十八部衆は重文で、本堂と三重塔は国宝です。
湖南三山の1つ(他の2つは善水寺と長寿寺)。とは言っても湖東三山ほどポピュラーではありません。湖南三山は出来てまだ15年程度、何を隠そう私が知ったのも昨年です。
「湖南三山紅葉めぐり」として11/10~30の期間は予約不要で入山·拝観出来ますが、この期間以外は閉門しており境内にも入れませんので拝観には事前予約が必要です。今回拝観予約しようとTelしたら「GW期間中は特別公開するので予約は不要です。HPにも載せてあります。」との事でした。
伝えによれば、和銅年間(708~715年)に元明天皇の勅願により良弁(東大寺の初代別当)によって創建。平城京の離宮である紫香楽宮(742~745年)の鬼門鎮護していた。その後の延暦年間(782~806年)に天台宗に改宗されたとの事です。
1360年の火災により伽藍全焼するも同年のうちに観慶らによって再興。
1452年建立の仁王門は、豊臣秀吉により伏見城へ移築された後、1601年に徳川家康によって大津市の園城寺(三井寺)へ再び移築されて現存しています(重文)。
寺号柱の先に無料駐車場があります。
車を停めて先に行くと受付があり、拝観料(600円)を納めて境内へ。正面に国宝の本堂、右側に鐘楼、行者堂、普賢堂、薬師堂が並んでいます。左側奥には国宝の三重塔です。文化財多数の寺院ですが無住だった時期が長く、その間に仏像の盗難に遭っています。(全く罰当たりですね。)
本堂内は撮影禁止で、監視カメラを多数設置。監視されている感はあるわ、持参のカメラにはキャップを被せろだのスマホは鞄の中に入れろだの立看板があり、正直言ってそこまでやる必要があるの?と興ざめ。(過去の参拝者はそんなにマナーが悪かったの?)
気を取り直して拝観します。堂内は天台宗寺院に多い内陣と下陣を格子で分けるスタイル。内陣に入ると真ん中に閉扉の厨子(秘仏·千手観音を安置)、厨子の両側に二十八部衆と風神·雷神(重文)が並んでいるのは壮観。28+2=30躯のはずが実は28躯、何故なら2躯が盗難に遭っているから。後陣に進むと普賢堂から移した普賢菩薩、薬師如来(重文)、十二神将が安置されていました。
受付の裏側が納経所ですので御朱印を頂きました。
境内にはモミジが沢山。湖南三山が始まった時に他の2寺よりモミジが少なく、見劣りしない様にと毎年住職が植えて増やしているとの事です。紅葉の時期はモミジが綺麗でしょうね。
御朱印
鐘楼
行者堂(像は盗難され建物のみ)
普賢堂(普賢菩薩は盗難対策で本堂後陣に安置)
薬師堂
本堂(国宝)
二十八部衆(寺院案内を撮影)
釈迦如来
三重塔(国宝)
湖南三山紅葉巡りの3寺めは「常楽寺」。長寿寺から巡回バスで西寺で降りて、静かな住宅街の中を通り5分ぐらいで到着。(東寺の長寿寺、西寺の常楽寺とも言われています)
歴史は、鎮護国家鬼門除けのため、天明天皇の勅令により創建。奈良時代(708年)に良弁僧正が開祖した亜星寺五千坊の中心寺院のひとつです。また、国宝である本堂は1360年に火災焼失しましたが同年僧侶観慶により再建されました。
天台宗の寺院。
湖南三山紅葉巡りは、湖南市観光協会の「ぶらりこなん」のタイムスケージュールを参考に電車とバスで巡りました。平日でも紅葉が見頃なだけに混雑を覚悟していたのですが、各寺院では1時間程度の滞在でゆったりと紅葉、建物、仏像をみることができました。
本堂横にある階段を上がると、高さ23m、幅4.5mの国宝である三重塔が目の前に。
眼下にみる三重塔。散策道からいろんな角度から見えます。
本堂、三重塔の周囲には三十三体の観音石仏が祀られていて全てをお参りすると西国三十三所観音巡礼したのと同じご利益があるそうです。
観音石仏。
本堂。ご本尊、千手観世音菩薩は秘仏ですが、重要文化財である釈迦如来、二十八部衆などの仏像には感動ですが、盗難にあった仏像もあり、監視モニターが作動していました。
本堂。
鐘楼。
御朱印。直書きで対応していただきました。
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