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光明寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年08月16日(火)
参拝:2021年10月吉日
【秩父三十四所観音霊場巡り(2+/34)】(過去の参拝記録)
光明寺(こうみょうじ)は、埼玉県秩父市山田にある曹洞宗の寺院。山号は向嶽山。本尊は釈迦牟尼仏。秩父三十四所観音霊場第2番・真福寺の納経所。
寺伝によると、平安時代初期の807年に桓武平氏の始祖・高望王の弟、恒望王が逝去した地に、王の冥福を祈る祈願所の光明庵にはじまる。はじめは真言宗系の寺院で、鎌倉時代末期の1318年に武蔵七党の一つ、丹党の関口丹後守が鎌倉の建長寺より法性国師物外を迎え伽藍を整備し光明寺と改称した。その後、南北両上杉の抗争で秩父谷が疲弊し当寺も衰微したが、1532年に秩父丹党の加治新五郎が鎌倉建長寺五世・春澤香梅を迎え中興、寺域を現在地に移し、丹党氏神である丹生明神社を西側に遷した。その後は戦国時代の抗争で再び衰微するも、1587年に朝谷是暾禅師を迎え伝法開山、曹洞宗に改められ現在に至っている。江戸時代の隆盛により、秩父谷随一の格式を持ち、末寺として真福寺(2番札所)、常泉寺(3番札所)、金昌寺(4番札所)ほか2寺を有していた。
当寺は、秩父鉄道・大野原駅の東南東2.0km、道のり3.1kmの、高篠山の西麓にある。2番札所・真福寺からは道のり2.3km。耕作地と住宅地が入り混じるエリアの外れにあって、山に抱かれた境内は広すぎず狭すぎず、植栽をはじめきれいにされている。大きな伽藍は本堂と寺務所のみ。秩父三十四観音霊場の納経所ではあるが札所ではないため、外観は新しい寺院のようにされている。
今回は、秩父三十四所観音霊場札所ということで参拝することに。参拝時は休日の午後で、あいにくぱらぱらと雨が降り始めていたが、自分と同様秩父巡りをしていると思しき参拝者を数人見掛けた。
※2番札所の真福寺から2番納経所の当寺までの道のりは、舗装が良くない細くて急でくねくねした山道なので、クルマで行く場合には道幅とコーナーに要注意。バイクの場合は、濡れ落ち葉による転倒に要注意。(^_^;)
境内南端の入口。山門や寺号標はなく、壁や仕切りもないので、とても入りやすい雰囲気。
参道左側の<吽形仁王像>。青銅製かな。
参道右側の<阿形仁王像>。現代的な風貌。
参道の左手、少し離れたところにある<鐘楼>。手前は<六地蔵>。
参道正面の<本堂>。
<本堂>正面。
本堂の右隣(東隣)にある<寺務所>。
寺務所の本堂寄りにある<納経所>。御朱印はこちら。
最後に、境内南端入口全景。西国三十三所でも坂東三十三所でも、札所と納経所が分かれているのは初めてだったのでびっくり...(^_^;)
すてき
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惣一郎1269投稿
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