へんじょうじ|真言宗御室派
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へんじょうじ
弘法大師によって開かれたと伝えられる真言宗御室派の寺院。16世紀に阿観によって中興され、岸和田藩主の松井氏、岡部氏から崇敬され保護を受けた。当寺にはこれら藩主からの黒印状が多数残されている。太子堂は江戸時代の様式。太子講や般若講が現存し、毎年5月には文化13年の大般若経600巻の転読が行われるほか、4月には境内の行場で修験者による「柴燈大護摩法要」が行われ、多くの信者で賑わう。
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