あいぜんいん|高野山真言宗|普光山
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愛染院の編集履歴
2023年08月22日 14時17分
ご由緒
愛染院は、かっては池浦観音寺とよばれ、、聖武天皇の勅願によって奈良時代の高僧行基が建立したと伝えられています。戦国時代には、兵火で一時荒廃しましたが、江戸時代になると、近隣の村々や堺の人々、幕府の重臣でこの地を治めていた秋元氏など、多くの人々の力で再興され、現在は真言宗に属しています。
本堂は慶安5年(1652)に建築された間口三間の観音堂です。
本堂正面の梁に見られる彫刻や蟇股の端正なかたちは、江戸時代初めの建築様式の特徴をよく示しています。
堂内の厨子には、観音菩薩立像が秘仏としてまつられています。毎年8月10日の千日会(この日に詣ると千日詣ったと同じ功徳があるといわれている日)に限って拝観することができます。穏やかな丸顔や浅い衣文の彫り、比較的薄い体の奥行きなど、平安時代後期の特徴をよくあらわしています。
また、本堂の建築時期や後の修理時の施主や世話人・大工などの名前が記されている棟札が伝わっており、この地域の歴史を知る大変貴重な資料です。
行事
千日会(8月10日)
Wikipedia
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