船玉神社（住吉大社摂社）のお参りの記録(1回目)
大阪府沢ノ町駅

住吉大社の境内摂社であり、幸幅門（正面南脇門）外に西向に建つが、昭和44年までは瑞垣外ながら第四本宮の社前にあった。
延喜式にも記載された古社であり、船の守護神として信仰を集めてきた。
船玉（船魂）とは、船舶そのものの神霊で、住吉大神とは表裏一体の関係として尊崇され、時には住吉大神の荒魂とされることもある。
また、航空関係者から崇敬を重ねたこともあり、現在では航海、航空を問わず外遊渡航者が参拝に訪れる。
社殿の扉には日本古来の菱垣船や帆走船、上部には二機の飛行機が描かれており、全国的にも珍しい扉絵になっている。