くまたじんじゃ
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杭全神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2017年09月06日(水)
参拝:2014年4月吉日
杭全、と書いて「くまた」と呼ぶ。私は大阪に引っ越してきて5年が過ぎたが、この地名を覚えるまで同じくらいの年月が必要だった。喜連瓜破や放出などと並ぶ市内屈指の難読地名だろう。さて平野駅から少し歩くとこの神社にたどり着く。参道脇に樹齢100年を超える大きな樟が植わり、戦国時代に作られた環濠が今もゆっくりと境内の横を流れている。この神社は特に戦国や幕末の歴史に深い由縁があるわけでもない。ただ、日本で唯一の連歌所が残っているという非常に珍しい場所であるため、見に来たのである。連歌と聞くと平安を連想してしまうのだが、室町時代あたりからこの神社では重要行事として連歌会が催されていたそうだ。明治になり一旦廃れる。昭和62年におよそ100年の時を超え復活し現在に至っている。毎月一回連歌会が開かれているそうだ。連歌所の建物は、社務所の裏にあった。残念ながら固く扉は閉じられていたので外から眺めるだけであったが。
また、本殿前の狛犬が変わっている。足に紐が結ばれているのだ。これを「走人足止め祈願」の紐と呼ぶ。狛犬の足に結んで願をかけた紐を持ち帰り、家出人の履物に結んでおくと、居なくなった人が家に戻ってくると言い伝えられている。
また、本殿前の狛犬が変わっている。足に紐が結ばれているのだ。これを「走人足止め祈願」の紐と呼ぶ。狛犬の足に結んで願をかけた紐を持ち帰り、家出人の履物に結んでおくと、居なくなった人が家に戻ってくると言い伝えられている。
すてき
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