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でんりょうじ|真宗大谷派法輪山

傳了寺の御由緒・歴史
大阪府 出戸駅

ご本尊阿弥陀如来
創建時代明応7年(1498)
開山・開基眞観上人
ご由緒

 明応七年(1498)僧眞観により東喜連村惣道場が創建された。当時は蓮如上人が石山御坊を建立し(明応五年)、久宝寺の慈願寺を拠点に河内開教に当たっていた。東喜連は久宝寺から徒歩圏内であり、強い影響を受けたであろう。眞観も蓮如上人に帰依し、真言宗より改宗したと伝えられる。
 本尊阿弥陀如来木仏を寛永十六年(1639)、蓮如上人絵像を正保四年(1647)、親鸞聖人御影を寛文三年(1663)に東本願寺第十三代宣如上人より下付される。続けて寛文五年(1665)には七高僧絵像・聖徳太子絵像の下付を受け、比較的短期間に五尊を揃えている。こうして寺観を整え、寺号「傳了寺」を免許されて、江戸時代初期に惣道場から寺院化への過程を完成した。傳了寺では宗祖親鸞聖人絵像より先に蓮如上人絵像を戴いており、蓮如上人帰依からの創立経過を示唆している。
 安政四年(1857)自庵化し、当時の住職十七世懃麗により「什物目録」が作成され、「惣門徒帰依連印帳」と共に現存している。十八世村上暁照は「寮司」の肩書を持つ学僧で、十九世猪妻賢成への譲渡まで(安政六~明治十一年)、安政地震(1854)後の本堂再建に在職の大半を尽くしたことが、明治八年普請絵図より窺える。
 老朽化した本堂が、平成七年(1995)の阪神淡路大震災により維持困難となり、二十三世猪妻暎充の代、平成十年(1998)に、多くのご門徒の懇志により現在の本堂が新築再建され、創建より五百有余年の法燈を守っている。

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