菩堤寺のお参りの記録(1回目)
大阪府谷町九丁目駅

普通の檀家寺さんですが、大阪三十三観音霊場19番札所です。
大阪三十三観音霊場とは寛文年間（1661～1672年）頃に始まった霊場巡りですが、明治の廃仏毀釈や大東亜戦争により焼失してしまった所為で現在は三十三箇所もありません。
平成8年から復興しようと言う動きがあり、無くなってしまった札所を移転したりなどして元の数に戻そうとしていらっしゃるようです。

大阪三十三観音霊場
「・29ヶ所の寺院、4ヶ所の神社で開創された観音霊場
・近松門左衛門作の文楽演目「曽根崎心中（1703年）」「卯月の紅葉（1706年）」にも記載がある
・明治時代の神仏分離令と、太平洋戦争の戦火を経て、霊場は廃れた
・移転、廃寺、そして観音像自体も現存しない札所が多数ある
・観音像の異動も多く、何度もたらい回し気味にされているケースもある
・現存するのは、18の寺院と3の神社の計21ヶ所のみ
・平成8年の市民運動によって復興された
・霊場札所を示す石碑が、各札所に設置する活動が行われている・・・らしい
・毎年11月3日に、「大坂三十三所観音めぐり」の復活を願う市民の会による巡拝が行われている
・行程およそ22km、1日で巡拝できる霊場として、開創当時は大坂町人の間で人気となった 」