五月五日より、二十四節気は夏の始まりを意味する「立夏(りっか)」に入りました。
晴れ晴れとした青空、そして新緑の間を吹き抜ける爽やかな風に、夏の到来を感じる頃です。
天神社では現在、季節限定御朱印として、風薫る季節の中之島の風景を描いた【薫風まいり】を頒布中です。
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朱印料 :600円
頒布方法:書き置き手交のみ(郵送非対応)
頒布期間:5月1日〜末日まで
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淀川から分岐した大川は天満橋付近で堂島川と土佐堀川に分流し、当社の前を通り船津橋付近で再び合流して「安治川」と名を変え大阪湾へ繋がります。
両川に挟まれた箇所は中之島と呼ばれ、江戸時代各藩の蔵屋敷が立ち並んだことでも有名です。
明治に入り市制が整備され、24年に大阪市で初めて公園が整備され中之島公園が誕生しました。
毎年この5月上旬頃から園内に見事なバラが咲き乱れ、市内有数の名所となっています。
また、公園近くの淀屋橋付近には市庁舎が設けられ、建設年代を同じくして、蔵屋敷廃止後、街の衰退を懸念した「北浜の風雲児」こと岩本栄之助の寄付により現在国の重要文化財となっている「中央公会堂」が建設されました。
周囲に立つ中之島図書館や日銀大阪支店といったレトロな建築物とのコントラストも美しく、緑溢れる都心のオアシスとして大阪市民に愛されています。
◎1・15・25日のみ「薫風まいり」の字を金文字に変えてお頒ちします。
季節限定朱印【薫風まいり】