太融寺のお参りの記録(1回目)
大阪府東梅田駅

大阪市北区の太融寺さんを参拝いたしました｡　梅田駅より地下街(ホワイティ梅田)を通り､泉の広場を抜けM-14出口で地上に上がります｡　ここから東へ進むと太融寺西門に行きつきます｡　梅田からのアクセスだとこの道が判りやすいのですが､ややディープな風俗店･ラブホテル街を通る為､清々しい気持ちでお参りしたい場合はあまりお勧めしません｡　私もやや迂回をし南門から参拝｡　太融寺は嵯峨天皇の勅願により弘法大師が創建､その後に大阪の陣で全焼､再建後も大阪大空襲で全焼と悲運が続きますが､今は規模が縮小されながらも無事な姿を保たれています。　嵯峨天皇の皇子である左大臣源融にも縁があり､寺院名もその「融」の字を拝して付けられたそうです｡　他に豊臣秀吉の側室であり秀頼の母でもある淀殿の墓や日本の国会開設運動の中心的役割を果たした国会期成同盟発祥之地の碑など見どころは多いです｡　また一願堂の一願不動尊は所願成就の祈願所として有名で､訪れたときも複数の参拝者さんが熱心にお参りをされていました｡　梅田の繁華街の中に在るにも拘らず一歩境内の中に入ると静かな空気の流れる堂々とした雰囲気のお寺で､休日の午後の一時を清らかなる気分にさせていただきました｡