しゅみじ|西山浄土宗|円通山
須弥寺(須彌寺)のお参りの記録一覧
大阪東部寺院巡りの5寺目は、同じく交野市に在る円通山 須弥寺(しゅみじ)です。
こちらで今回の最後となります。
西山浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
観音堂には十一面観音が祀られており、事前に連絡して拝観申込みした所、基本、公開は7/10、8/9~10との事。が、事情を説明したら特別に拝観させて頂ける事になりました。
伝えによれば、平安時代の826年に空海がこの地に来られて創建したとの事でしたが、発掘調査により奈良時代後期の瓦が出土し、寺伝より古い事が確認されました。
十一面観音は「石清水八幡警固観世音菩薩」と呼ばれています。大安寺の僧·行教が清和天皇に奉じて、860年に大分·宇佐八幡神社から京に八幡社を勧請する際、大分から京までの道のりを警固した観音菩薩で、石清水八幡宮がある男山に祀られていました。
やがて当寺院は衰退。延久年間(1069~1074年)に石清水八幡宮の神官だった森宮内少輔が堂宇を再建し、男山から十一面観音を遷したとの事です。
寺院の近くに来ましたが駐車場がわからず、山門横から境内に入り、停めさせて頂きました。
呼び鈴を押すと電話対応頂いた奥様と思いきやご住職でした。(尼僧さんでした。)
早速観音堂にご案内頂いて、厨子の扉を開けて頂きました。綺麗な仏像ですが、近年の修復を受けており、塗り直しもされているため時代的な事はわかりません。(十一面観音というより千手観音)裏山というか坂を上がって行くと陽石(古代の子孫繁栄のための男根崇拝の石)、その上の高い所に鐘楼がありました。小堂も色々ありました。ご住職は「ここは何でも有りですわ。」と仰有っていました。
それから本堂に上がらせて頂いて、本尊·阿弥陀如来、右側の脇間に善光寺式阿弥陀三尊、左側の脇間には不動明王、等が祀られていました。最後に御朱印をお願いし、拝観料と併せてお支払いしようとしたら「(私の一番苦手な)お志しを賽銭箱に。」との事で、気持ちを納めました。御朱印はスタンプ式でした。(スタンプ式は5つ目)
御朱印
山門
本堂
観音堂
十一面観音(ネットから転載)
弁財天
大師堂
稲荷社
地蔵堂
地蔵堂
鐘楼
陽石
三十三観音
[河内西国33観音別格]
京田辺に近い方角です。
本当にのどかです。
山沿いに登ると山門でした。
こちらは、昔に石清水八幡宮とゆかりの深いお寺とのこと。御朱印も菊の御紋が入っています。
御朱印 河内西国33観音別格
山門
観音堂
地蔵堂
弁財天
本堂
大師堂
稲荷神社
境内の遺跡看板
石清水八幡宮との関係
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