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往生院六万寺ではいただけません
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往生院六万寺のお参りの記録(1回目)
大阪府瓢箪山駅

投稿日:2024年01月02日(火)
参拝:2024年1月吉日
大阪府東部・京都市の寺社仏閣巡りの2ヶ寺目は、大阪府東大阪市に在る岩瀧山 往生院 六萬寺です。
臨済宗系の単立寺院で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来坐像、及び、両脇侍立像の3躯は大阪府指定文化財で、もう1躯の阿弥陀如来坐像と十一面観音立像も大阪府指定文化財です。これら5躯の仏像は全て仏殿に安置されており、年に1日、元旦の10時~15時に開帳されます。よって、今回訪れた次第です。

745年に、聖武天皇の勅願により行基が薬師如来を本尊として六萬寺を創建。伽藍を整え盛えたが荒廃。9世紀末頃に宇多天皇の勅願により再興されたがやがて荒廃。1039年に安助上人が荒廃の六萬寺の地に庵を構えて修行道場として栄え、庵の後に伽藍が整備されて往生院と称した。南北朝時代の1348年の四條畷の戦いで楠木正成の長男の楠木正行が往生院に本陣を構えて北朝と戦ったが敗れ、その遺骸(胴体)を黙庵和尚が境内に葬った伝わります。(楠木正行の墓所、楠木正成の供養塔がある) この兵火ににより伽藍焼失。1654年に関白鷹司信房が復興。その後、明治23年の四條畷神社の建立に絡み色々とあり破却、伽藍整備は昭和時代まで掛かってしまったとの事です。

国道170号線の下六万寺交差点から東へ、所々擦れ違いが厳しい所がありますが一本道。車では大した坂道とは感じませんが、徒歩だとかなりきつそう。突き当りで警備員さんが駐車場への交通整理をなさっています。殆どの方がお墓参りで車の出入りが多いです。
車を停めて山門へ。山門をくぐると正面にお堂、鐘楼堂でした。鐘楼堂の前を左へ行くと寺務所、右へ行くと本堂・仏殿です。簡単な案内図があって、門の先に本堂、その奥にもう1つ門があって、その先に仏殿との事。私以外の全ての方々は門の前を素通りして、その先の墓地へ向かっていました。私は門をくぐって本堂前に。しかし本堂の扉は閉まったままで堂内の様子はわかりませんでした。本堂の裏側に廻ってもう1つの門をくぐると目当ての仏殿です。こちらは扉が開かれていましたが、扉口からの拝観です。扉口の高さは約1m、更に須弥壇上に仏像が安置されていますので結構見上げる感じで、やや距離があります。
須弥壇中央には来迎印の阿弥陀如来坐像と両脇侍立像、その右側手前に定印の阿弥陀如来坐像、左側手前に十一面観音立像。5躯の平安仏が並んでいるのは壮観。四隅には近世の作と思われる四天王像が安置されていました。ネットを探しましたが、これらの仏像写真は載っておらず、申し訳無いのですが、当方文才が無いため文章で上手く説明出来ないです。
最後に寺務所で御朱印を頂きました。
尚、境内にある楠木正行墓所のお参りには事前申入れが必要です。また、民具供養館・歴史館・展示館も事前申入れが必要です。(個人の見学は受けていないとの事。)
帰り際に来た方向(西方向)を見たら「あべのハルカス」が良く見えました。

往生院六万寺(大阪府)
御朱印
往生院六万寺(大阪府)
山門
往生院六万寺の建物その他
鐘楼堂
往生院六万寺(大阪府)
仏殿は年に1日、元旦の10時~15時に開帳
往生院六万寺の建物その他
往生院六万寺(大阪府)
手前が本堂、奥に仏殿
往生院六万寺(大阪府)
「あべのハルカス」が見えました

すてき

御朱印

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