あまたれふせじんじゃ
雨垂布勢神社のお参りの記録一覧
備前国総社神名帳記載の式外社です。由緒書きによれば陸奥国黒川郡の式内社である鹿島天足別神社の分社だそうで、"天(あめ)"→"雨(あめ)"に"足(たる)"→"垂(たる)"に置き換えた社名であることが分かります。
本社の方は旱魃時に黒川郡内こぞっての雨乞いがされていたそうなので、当社も祈雨の御神徳を期待されて勧請されたと思われます。
《鳥居と灯籠》
比較的新めの扁額がついています。
《手水舎》
水は出ます。
《狛犬像》
色的に陶器っぽいですね。この近くでは備前焼も作られていましたし可能性は大いにあります。
《随身門》
ちなみにここより北の方には同音異字の天降布勢神社があります。
《広告》
岡山県神社庁のHPの宣伝が書かれています。
実際このHPは神社の検索には大変便利ですので私もオススメです!
《辰の絵》
氏子のお子さんが描いたのでしょうか。たいへん上手です。
《拝殿》🙏
👁チェックポイント‼️
神社庁のHPで当社の概要を見ているとなかなか面白いことが書いてあります。
なんとこちらの氏子総代さんたちは伯州大山、つまりは米子市の大神山神社への参拝を禁じられているらしいです。両者の関係性というと御祭神が大己貴命さまで同一ということだけ。同神であるからお参りしなくても良い、という意味にもとれますが真相はいかに…
《本殿》
また御祭神については勧請元の鹿島天足別神社は武甕槌神さまで、完全に「鹿島」の社名に由来した神さまを祀ります。
また当社も近隣に見られる布勢神社は大己貴命(または大彦命)さまを祀っていることから"布勢"に重きを置いていることが分かります。
つまりは、"天垂"に関する神様は結局どなたなのかがわからないんですよね…
《末社群》
ちなみに祭事表を見ると9月の社日の前日に「お日待」という祭典があります。これは江戸時代にあった社日講を由来とした神事で、予め決められている"日にち"を重要な日としてその時までに潔斎や断食、参籠をするという民間信仰です。
《孕み岩》
壱岐月読神社の月延石みたいなものでしょうか。
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