他人の意見に振り回されそうになった時（イラスト御朱印）

右にお題目
左のページには、郡盲象評（ぐんもうぞうをひょうす）と書かせていただきました。

ある王様が目の見えない人（盲人）を数人集めて象（ゾウ）を触らせました。

そしてその人たちに、ゾウとはどんな生き物か？と問いました。

ゾウの鼻に触った人は『ゾウとはホースのような生き物だ』と答え

耳に触った人は『ゾウとは大きいうちわのような生き物だ』と答え

足に触った人は『ゾウとは太い臼のような生き物だ』と答え

しっぽに触った人は『ゾウとは蛇のように細長い生き物だ』と答えました。

そしてしまいには、盲人達は自分の意見が正しいのだと言い張って、喧嘩になってしまいましま。

僕たちは他人の一部分だけを見て、その人を好き勝手に評価します。
また、他人からの好き勝手な評価や意見にいちいち振り回されて、悩んだり悲しんだりしてしまいます。

しかし、人の本当の姿は誰にも見えません。
他人を好き勝手に決めつけてしまうのは、ゾウを触った盲人のようなもの。

そして他人の意見に振り回されてしまったり、傷ついてしまいそうになったとき、この

郡盲象評

を思い出してほしいなと思い、今日の御朱印を書かせていただきました。

YouTube『御朱印ひとこと説法』でお話しした内容です♪