新潟大神宮のお参りの記録(1回目)
新潟県白山駅

#新潟大神宮

主祭神はアマテラス皇大神、トヨウケの大神。相殿神にカミムスビの神、タカミムスビの神、タマツメムスビの神、イクムスビの神、タルムスビの神、オオミヤノメの神、ミケツ神、コトシロヌシの神。

#玉積産霊神 #御食津神

古語拾遺ではそれぞれ魂留産霊、御膳神。
相殿8座は宮中八神と呼ばれるグループ。京都大神宮（京都市下京区）でも同様に、相殿神として祀られる。このうちカミムスビの神、タカミムスビの神、オオミヤノメの神、コトシロヌシの神は個別に記紀神話でも活躍し、祀る神社も多い。残る4座は対照的に、宮中八神という括りから離れて言及されるのを見ない。

#生産霊神

古語拾遺では生産霊。
先代旧事本紀はカミムスビの尊の御子神としてイクムスビの命（生魂命）を挙げ”いづかいのむらじ”という氏族の先祖とする。宮中八神のイクムスビとイコールだと思うが、確信はない。

#足産霊神

古語拾遺では足産霊。
古語拾遺は宮中八神の直後に、生嶋という単語を挙げる。先代旧事本紀にも引用されており、その訳注によれば、これは生國魂神社（大阪市天王寺区）や生島足島神社（長野県上田市）のご祭神・イクシマの大神のこと。あちらはもう1柱、タルシマの大神も祀っていて、宮中八神のイクムスビの神・タルムスビの神と同一神と考えられる、と。