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はくりゅうけんげんじんじゃ

白龍権現神社の御由緒・歴史
新潟県 新潟駅

ご祭神白龍大権現
ご神体丈30センチ、幅12センチ程の木像(材質作者不明)蛇体像で二匹の大蛇が縄のようにからみあって稲荷さまのような頭(顔)が向かい合わせている歓喜像
創建時代昭和28年
ご由緒

昭和28年4月のさる日、当時三島郡大河津村の新信濃川に一体二頭の竜神像が漂着した。
同村五千石小学校三年生古沢忠市君が友達と登校の途中、中学校付近の蒲原用水に藻屑と一緒に異様なものが流れてくるのを見つけ友達と一緒に引き揚げたところ二匹の大蛇が縄のようにからみ合って顔を見合わせている木像である。極めて古いものでどこかの祭神として祀られていたものが雪どけ洪水で信濃川を流れてきたものとして忠市君の野中才では福が来たと大騒ぎであった。
竜神像は忠市君の祖父市右衛門さん方に安置されたが、新聞やラジオで報道されたので遠近各方面からおまいりが絶えず古沢家でも混雑していた。

これよりさき新潟市の本町通では商店街繁栄策としてその中央部の空地に神社建立の議が纏っていた。商店街協同組合(理事長小石栄作)では前段の報道を見るやこの縁起のよい龍神こそ本町通にふさわしい祭神であると執心、関係者相諮り古沢さんの意を通じて本町通に遷座したい旨懇願請した結果ついに古沢さんの厚意ある諒承を得て、いよいよ本町通に龍神は輿入れすることに決った。

偶々これに前後して三条市八幡小路女祈祷者大竹トキさん(当時70歳)が新潟警察署に龍神像の落主の旨申し出があった。
それは同年二月下旬信州軽井沢から像を持ち帰る途中小千谷市に立ち寄り雪道を歩いて信濃川の橋の上に来たとき、ソリをよけようとして転び背にしていた像を故事縁起が書かれた巻物と一緒に川に落としてしまったのだといい、この像は軽井沢で有名な元外相松岡洋右氏から拝領した神像で霊験あらたかな神像であるとのことだった。

そこで商店街側では時の警察署長を介して大竹さんを堂守りにお頼みすることにして本人の満足を得ていよいよ4月17日に大河津から本町通の小石理事長宅へ仮遷座の運びとなった。

こうして祭神と神社建設の方向が本決まりとなった喜びの裡に商店街の協力と付近関係者の支援で着々と実行に移された。昭和28年8月17日をトとして白山神社小林宮司の奉仕によって多数来賓の下に厳粛なる遷座式が営まれその社名も白龍権現と尊称本町通及び近隣の鎮守として安置して毎月17日をお祭日として今日に至っている。

(新潟総鎮守 白山神社 ウェブサイト より転載)

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