はたみかいじんじゃ
波多甕井神社奈良県 市尾駅
参拝自由
大和国高市郡の式内社です。大きな道から外れた集落の奥、田畑と山の境界にひっそりと立っています。社名の通りこの地域には豪族の波多氏が居住しており、この地に湧いていた清水を井戸として使っていたことが社名の由来です。
《鳥居》
少し薄暗い林の中に境内があります。
《由緒書き》
👁チェックポイント‼️
推古天皇さまの御代にこの地に男性は鹿の角を目的とした狩りを、女性は薬草を採っていたとされています。これらの行事を太政官の職員が一堂に会するほどの大きなものだったようです。
《神楽殿?》
《拝殿》
由緒書きにもある通り『延喜式』神名帳には官幣大社として載っており、高取町では唯一の大社でした。今ではこじんまり、ひっそりとしていますが、かなり広大な神域を持っていたとされています。
《本殿》🙏
左手に小さなお塚があります。
《灯籠》
《周辺の田んぼ》
ああ…のどかだ…
名称 | 波多甕井神社 |
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読み方 | はたみかいじんじゃ |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約5分 |
参拝料 | なし |
トイレ | なし |
ご祭神 | 天照大神 |
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本殿 | 一間社流造 |
ご由緒 | 平安時代の法令集「延喜式」神名帳に記載がある、高取町で唯一の由緒ある式内大社(しきないたいしゃ)。『続日本記』などによると、神護景雲4(770)年には存在したとされる。下方の井戸谷にある、清水の湧き出る井戸が地元の水甕(みずがめ)として使われてきたため、甕井(みかい)神社と呼ばれる。文化庁が認定する高取町の「日本遺産」。 波多甕井(はたみかい)神社の祭神は甕速日命(みかはやひのみこと)とするが、『大和志』や棟札では天照大神を祀るとし、江戸時代の『高市郡神社誌』には天照大神社と称されている。『日本三代実録』によれば、天安3(859)年に従五位(じゅごい)上へと昇格したとあり、これは個人でいう貴族並みの位階であった。更には式内大社であったことから、往古の社地は広大で荘厳を極めたと推測される。神社の立つ羽内地区はかつて、豪族・波多氏の住む波多郷であったとされ、社名にも波多氏との関わりが濃く見られる。推古天皇の時代には、毎年5月5日に薬猟(くすりがり)なる壮大で華麗な宮廷行事が神社の周辺で行われていたと『日本書紀』に記されている。男性は鹿の若角をとり、女性は薬草を摘んだといい、薬の町・高取町のルーツとも捉えられるような内容であった。太師井戸と名の付く井戸谷の井戸からは今も清水が湧き出ており、地域住民の飲料水として使われている。[高取町観光ガイドHPより引用] |
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