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融念寺ではいただけません
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ゆうねんじ

融念寺のお参りの記録(1回目)
奈良県大輪田駅

投稿日:2022年06月12日(日)
参拝:2022年6月吉日
奈良県の寺院巡りの2寺目は、1寺目の安堵町の西隣りの生駒郡斑鳩町に在る圓通山 融念寺です。
斑鳩町(いかるがと読めないですね。)には、かの大寺院の法隆寺がありますので有名な町です。その斑鳩町の一番南に在ります。斑鳩町には融念寺が2つあるため(宗派も同じ)、こちらは神南融念寺です。
融通念仏宗で、本尊は阿弥陀如来。
こちらの恵宝殿(収蔵庫)に安置されている地蔵菩薩と聖観音菩薩は重文です。
拝観に関しては立て看板の通り(写真を載せておきました。)事前に予約が必要です。私はコロナ禍やご住職との都合が合わず2年越しでやっと拝観出来ました。ご住職はとてもフランクな方で、何度も調整させて頂きました。

融念寺の縁起等ははっきりしないようです。
近くの三室山に神岳神社があり、その神宮寺の神南寺には上堂と下堂があったが、神仏分離により神南寺は廃寺となり、その下堂が融念寺に遷されて観音堂として信仰されていた。その観音堂に祀られていたのが地蔵菩薩と聖観音菩薩で、観音堂の老朽化により両菩薩は奈良国博に寄託され、恵宝殿(収蔵庫)完成に伴い戻りました。

収蔵庫の階段下に数台駐車できます。予約時刻より早めに着きましたがご不在の様で、時刻ぴったりにご住職が戻って来られました。かなりご多忙のご様子です。事前に御朱印(書置きのみ)をお願いしておいたので先に受領。それから恵宝殿へ。拝観料(300円)を納めてからじっくり拝観させて頂きました。
左側の地蔵菩薩立像は、高さ約156cm、一木造りで平安前期の作。頭が長く、とんがっていて、鼻筋が通って、観たことのない異国風のお顔です。また、左手で衣をつまんでいるのもとても珍しいです。更に左側の衣のヒダが非常に複雑に彫られています。尚、地蔵菩薩とされていますが、僧形神像ではないかとする考え方があります。
右側の聖観音菩薩立像は、高さ約152cm。こちらも一木造り。彩色はかなり落ちています。胸は広く、腰はくびれ、短足気味で、古風なスタイル。板光背は当時のもので、裏側の墨書により1069年作。
仕切りを跨いで両像の裏側にも廻らせて頂いて、間近から観させて頂きました。ずっと観ていられます。とても素晴らしいです。
本堂本尊は阿弥陀如来、本堂内は整理しておらず人に見せられる状態ではないとの事で、次回の愉しみにして欲しいとの事。また伺いますと返答して失礼しました。


融念寺の御朱印
御朱印
融念寺(奈良県)
融念寺の山門
山門
融念寺(奈良県)
本堂
融念寺(奈良県)
融念寺(奈良県)
恵宝殿(収蔵庫)
融念寺の仏像
地蔵菩薩と聖観音菩薩(ネットから転載)
融念寺の地蔵
地蔵菩薩
融念寺(奈良県)
融念寺の仏像
聖観音菩薩
融念寺(奈良県)
頂いた散華

すてき

御朱印

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