杵築神社のお参りの記録一覧
今回は奈良県の寺社仏閣巡りをしました。
先ずは、奈良市の少し西の大阪府との県境の生駒郡平群町(へぐりちょう)に在る杵築神社です。福貴畑地区の氏神で、祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
こちらの境内にある観音堂の仏像を拝観するために伺いました。堂内安置の聖観音菩薩坐像は町指定文化財、深沙大将立像は県指定文化財です。
こちらは地区の皆さんでお護りしている神社であり、通常は無人ですので、拝観するには平群町教育委員会に連絡して宮総代さんに取り次いで頂き、宮総代さんと日時を調整する必要があります。
前日からの大雨のため道路事情に不安があったため少し早目に自宅を出発しましたが、三重県を抜ける辺りで雨も上がり、約束時刻より30分早く着きましたが、既に宮総代さんはいらっしゃいました。一銭にもならないのにご苦労様です。本当に頭が下がります。宮総代さんは過去に私が住んでいる愛知県でお勤めになった事があるとの事で、非常に親近感が湧きました。
神社拝殿で手を合わせてから、観音堂に入らせて頂きました。真ん中に本尊である聖観音菩薩坐像、高さ約87cm、素地、内部の墨書から宿院仏師の源次が室町時代の1548年に制作。宿院仏師作らしいお顔です。
本尊の左側には深沙大将立像、高さ約197cm、彩色、鎌倉時代後期~南北朝時代頃の作。元々こちらに祀られていた訳ではなく、白石千坊(廃寺)に祀られていて、大坂冬の陣の戦火により遷されたと考えられています。深沙大将像で頭に思い浮かぶのは、和歌山・高野山、京都・金剛院、岐阜・横蔵寺、三重・神宮寺くらいですが、どれも1mそこそこの像であり、こちらは大きいです。撮影が素人で下手くそのため迫力が伝わらないのが残念です。
拝観料は特に不要との事でしたが、賽銭箱に気持ちを入れてこちらを失礼しました。
一観音六地蔵石仏
拝殿
観音堂
聖観音菩薩坐像
深沙大将立像
奈良県のおすすめ🍁
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
17
0