御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

りょうふくじ

良福寺のお参りの記録一覧
奈良県 平端駅

nomuten
nomuten
2023年03月18日(土)
980投稿

奈良県の寺院巡りの3寺目は、2寺目の奈良市に隣接する大和郡山市に在る良福寺です。
浄土真宗本願寺派(多分)で、本尊は文殊菩薩。
この文殊菩薩騎獅像は県指定文化財です。

良福寺は無住で、文殊堂があるのみ。西山自治会にて管理されています。そして、文殊菩薩騎獅像は、年に1度の2月25日に執り行われる文殊会にて開扉され、その日以外の拝観に際しては、大和郡山市まちづくり戦略室に連絡し、自治会長さんと連絡(毎週水曜日のみ)を取って頂き日程調整する必要があります。尚、2月25日が平日の場合に近隣住民の参加が難しくなってきたのと、天皇が代わり2月23日が祝日になった事により、文殊会の日にちを2月23日に変更されました。(将来、天皇誕生日が変われば文殊会の日にちも変わると推測。)

当方の勉強不足により良福寺の縁起、歴史はわかりません。ご対応頂いた自治会長さんからは、元々のお堂の老朽化により昭和54年に現在のお堂に建て替えた以前の事はわからないとの事でした。

カーナビで近くに来ましたが、軽四でも入って行くのを躊躇するほどの細い道。寺院の東側は民家が少なく、道幅もやや広かったため路肩に停めさせて頂きました。境内の手前(東側)に西町公民館で、その隣に文殊堂です。早く着き過ぎたのでのんびり待ちました。約束時刻ピッタリに自治会長さんが歩いて来られて、文殊堂の扉を開けて頂きました。厨子が3つあり、その前には文殊会でのお供えのゴクモチが置かれていました。以前は餅をついて作っていたが、毎年手間暇掛かって大変なので現在は発泡スチロール製に変えたそうです。早速、真ん中の厨子を開けて頂きました。中には文殊菩薩騎獅像。近くから観れるが厨子の中のため正面からのみなのが惜しい。高さ約38cm、玉眼、鎌倉時代13世紀前半の作、均整のとれた頭やプロポーションで、端正な目鼻立ち、截金文様もあり丁寧に彫られている印象。仏師は善円に近い人によると考えられています。文殊菩薩が載る獅子像も文殊菩薩と同作とみられています。また、獅子像内から671枚の文殊菩薩の印仏が発見されました。(印仏は博物館に寄託)
右側の厨子には?菩薩(写真NGでメモるのを失念してしまいました。こういう時に写真があると便利)、左側の厨子には文殊?菩薩のモノクロ写真だけが。昔、盗難に遭い戻って来ないため写真だけ飾ってあるとの事でした。何処にも罰当たりな奴が居るものです。

拝観料(300円)をお納めしたら絵ハガキを頂きました。御朱印は無いとの事でした。
自治会管理のお堂(仏像)について会長さんと話をすると決まって「いつまで面倒看れるかわからない。自分達の世代は何とか続けるが。」と仰有います。若い世代の方々に引き継いで頂ける事を切に願うばかりです。

良福寺の建物その他
良福寺(奈良県)

文殊堂

良福寺(奈良県)
良福寺(奈良県)
良福寺(奈良県)
良福寺(奈良県)

本堂正面の扉からの堂内
真ん中の厨子に文殊菩薩騎獅像を安置
白いのは文殊会でのお供えのゴクモチ(現在は発泡スチロール製)

良福寺(奈良県)

本尊・文殊菩薩騎獅像(県指定文化財)
頂いた絵ハガキから

良福寺の建物その他

鐘楼

良福寺(奈良県)
良福寺(奈良県)
もっと読む
行きたい
投稿する
お問い合わせ

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景
ホトカミを続けるために、あなたのサポートが必要です。

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから

お問い合わせ