うなたりにいますたかみむすびじんじゃ
宇奈多理坐高御魂神社のお参りの記録一覧
宇奈多理坐高御魂神社に参拝しました。
御祭神 高御魂尊 大玉命 思兼命
延喜式神明帳”畿内神大和國添上郡宇奈太理坐高御魂神社”に比定される論社。
創祀 「日本書紀」持統天皇六年(六九二年)十二月二十四日大夫等を遣わして、新羅の調を大倭菟名足外四社に奉ったとあり、「三代実録」貞親元年(八五九年)四月の条に「従四位下法花寺坐神従四位上」とある外、「延喜」の制で大社として月次、相嘗、新嘗と出ている。
大和国添上郡の式内社です。平城宮跡東院庭園の隣にあり、字は違いますが高御産巣日神さまを祀ります。
《鳥居》
地元では宇奈多理神社と呼ばれているようです。
《看板》
本殿は室町時代の建立で国の重要文化財に指定されています。
《拝所前》
👁チェックポイント‼️
普段は無人の中、防犯のためか神前まで行ってお参りすることができません。
お正月とか例祭日には開くのでしょうか?
《由緒書き》
高御産巣日神さまとその系譜を祀っています。
武内宿禰さんの勧請とあるので、どうやら元宮は別にあるようですね。
《手水舎》
《本殿と末社》
《周辺》
今日はかなりあったかいため家族連れや高齢者の集いがありました。もうすっかり春です。
近鉄で奈良を目指すと平城京跡地の中を電車が走ってゆきます。
見た方はご存知かもしれませんが、ドラマになった「鹿男あおによし」と言う小説。
三角縁神獣鏡を電車に向けて放り投げてましたが、そうなんです。電車が横切ってるんです(苦笑)
そんな平城京跡に行かれた方なら、東側にある東院庭園の傍に「あれはなんだ?」とこんもりとした森の中に見え隠れする神社を見た方もいらっしゃるのではないかと。
そこがこの神社です。
いつも閉まっているので中を見るには扉の隙間からでしか見えないんですよ。
この神社はいったい何?と思って調べてみました。
法華寺の鎮守社と言うのは本当だったようです。神仏分離の所為でここでお祭りしていた十一面観音は法華寺に移されたのだそうです。
鎮守社に十一面観音・・・。
これは何かあるのかなと調べると、十一面観音は怨霊封じの意図があるのだそうです。
あらら・・・。
そういえばここでお祭りしている天太玉命(あめのふとだまのみこと)と言う神様は天の岩戸伝説に登場する神様ですが祭祀関係に携わったことが記されてまして、(忌部氏の神様)法華寺の魔封じを行っていた鎮守社だった可能性があります。
そういえばこの神社は武内宿禰が建てたって話でしたっけ。
元々法華寺は平城京時代絶大な権力を持っていた藤原不比等の屋敷跡だったはず。
そしてもっと遡ればですね、道明寺天満宮にも出てきた土師氏の土地だったという話も出てきました。土師氏です。そう、古墳造営に携わっていた土師氏。祭祀全般を受け持っていた一族ですね。
とある本で「祭祀と呪詛は紙一重」と言う話を読みまして、なんとなく、ぼんやりとではありますが、「ああ、だからか」と思った次第です。
奈良県のおすすめ2選🎌
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