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ふくういん|真言律宗春日山

不空院の御由緒・歴史
奈良県 京終駅

ご本尊不空羂索観音菩薩
創建時代弘仁年間(810-824年)
開山・開基弘法大師
ご由緒

春日山を背に不空羂索観音を本尊とする真言律宗の古刹。「大乗院寺社雑事記」などによると、不空院には奈良時代、中国から渡来された鑑真和上が住まわれたとの記述があり、平安時代・弘仁年間(810-824年)に弘法大師空海が、興福寺南円堂のひな形として、ここ不空院に八角円堂の建立を提案し、願文を書かれたと伝えられています。鎌倉時代、南都の戒律復興の時期には、八角円堂に本尊不空羂索観音が安置されました。不空院・円晴、西大寺・叡尊、唐招提寺・覚盛、西方院・有厳の四律僧がここで戒律を講じ、多くの衆生に戒を授けたと言われています。また、別称「福井之大師」(福井は 不空=福 に発する旧土地名)と呼ばれ、女人救済の寺としても信仰を集めています。
          -奈良市観光協会HPよりー

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