不空院のお参りの記録(1回目)
奈良県京終駅

秋の特別公開に合わせて参詣。本堂と宇賀弁財天堂をお参りできる。
かつては、興福寺南円堂を建てるにあたりその試作品の八角形のお堂があったという。
本堂のご本尊は不空羂索観音。現存の不空羂索観音像は少なく、さらにこちらの仏様は、東大寺、興福寺の像とともに三不空羂索観音と称されるそうだ。観音様でありながら第三の目を持ち、手にする蓮の花も開いており、まさに悟りを開かれるところを表しているそう。ふっくらとしたお顔の美しい仏様。
宇賀弁財天堂では秘仏の弁財天を拝観。どしっとしたふくよかなお姿で福福しい。
境内にはほかに、縁切りさんと縁結びさんと呼ばれる二つの縁にかかわる小さなお社がある。