帯解寺のお参りの記録(1回目)
奈良県帯解駅

今年初めての府外へのお参りは奈良県の天理市の周辺に向かいました｡
翌日から大寒波が襲来したのですが､この日も風が強くて気温の数字以上の寒さでした(^^;)

最初に向かったのは帯解寺様です｡
帯解寺様は華厳宗の御寺様で､御本尊は地蔵菩薩をお祀りされています｡

弘法大師の師である勤操によって開かれた時には霊松庵と名乗られていました｡
その後､長らく世継ぎに恵まれなかった文徳天皇の后の染殿皇后が祈願をしたところ､後の清和天皇が産まれたことから､858年に文徳天皇の勅願により伽藍が建立され､勅命により｢帯解寺｣と名乗るよう申しつかったそうです｡
以来､安産､子授け祈願の御寺様とし篤い信仰を集めるようになりました｡

後に江戸幕府三代将軍 家光の母のお江の方､四代将軍 家綱の母のお楽の方も祈願の末に安産をされています｡
現代でも美智子様や雅子様､三笠宮､高円宮､秋篠宮等の皇族の方も安産祈願をされています｡

皇族の方が身近に感じられるお話しですね(^-^)
冷え込んでいたせいもあってか､妊婦さんや赤ちゃんはお見かけしませんでしたが､お嫁さんや娘さんの安産で､孫の健康祈願とお見受けした私達と同年代のご夫婦が複数お参りされていました｡