自然と一体になることを
〈美〉と感じてきた日本文化。
その美を伝える
「花鳥風月の御朱印」
季節ごとの
「花」と「鳥(生きもの)」を描いた
諫早神社オリジナルの限定御朱印です。
令和3年から
シーズン2として
新たな花鳥風月が始まっています。
花鳥風月シーズン2の
11月は「ひいらぎ」と「にほんりす」
◆ひいらぎ
柊(ヒイラギ)は、葉っぱが
ギザギザしているのが特徴です。
耐寒性があり丈夫で
公園や庭園の植栽としても人気。
柊は、キンモクセイの花を
白くしたような花を咲かせますが
それもそのはずで
柊は、モクセイ科モクセイ属で
キンモクセイと同じ種類となります。
柊の花が咲く季節は
11月~12月。
濃いグリーンの葉の脇から
白く香りのよい花を咲かせます。
ちなみに、
クリスマス飾りに使うのは
セイヨウヒイラギという葉っぱで
ヒイラギとはまた別種です。
◆にほんりす
ニホンリスは
本州から九州にかけて生息し
一年中、冬眠せずに活動しています。
11月頃には、
あわただしく木の実を運ぶ
可愛らしい姿を見かけます。
これは
食べものが少ない冬に備えて
秋のうちに、木の実を埋めておく
「貯食」という行動なのだそう。
晩秋は
いつにも増して、忙しそうです。
ぜひお手元で
季節の移ろい、季節の美しさを
感じていただけますと幸いです。