男石神社のお参りの記録(1回目)
長野県信濃国分寺駅

竹室神社近くの神社参りの2社目は男石神社さんに参拝してきました。
Google mapsだと近くの民家に案内されます。民家の裏側と畑の間のあぜ道を１００メートルくらい進むと山際に鎮座していますが、3社目の瀧宮神社の左横の道を行ったら鎮座してます。来られる方はそのように参拝した方が楽です。

道祖神の祖と言われる陰陽石ですが、男石神社さんは陽石がたくさん奉納されています。
子種を持つ男根が多産と繁栄につながる信仰を基に、縁結び・子授け・子孫繁栄・五穀豊穣などの祈願と、願いが叶ったお礼の印に絵馬が納められたようです。
拝殿左奥には陰石が奉納されています。昔の出産は死を覚悟するほど大変だったでしょうから、子宝と安産を願われたことでしょう。

山裾に立つ山道のような参道を進むと仁王門かな？と思った山門は右側は空っぽで、左側には捨ててあるかのように放り投げられたような奉納陽木が散乱していました。

拝殿はとても古そうで屋根の正面に鬼瓦、途中に巻き貝🐚のような瓦、サイドに獅子瓦があり立派な建物です。
拝殿の木の扁額が、何書体か判りませんが、カッコよく男石神社とあります。
拝殿内は立派な陽石と絵馬が奉納されていました。
なんでも男石神社の絵馬は上田市の指定文化財だそうです。近くの赤坂公民館には江戸の元禄時代の頃から明治時代絵馬が移されて保管されているとのこと。色紙は金山神社からの奉納品。この金山神社は神奈川県のかなまら祭りで有名な神社だそうです。
　
神社の傍らに少しだけまとまってお祀りされていることはありますが、こちらのように厳かに祀られている所は少ないのではないでしょうか。
日本の古来からの神頼みの信仰を継承する立派な神社でした。
蚊に刺されましたが😅