戸澤神社のお参りの記録(1回目)
長野県上田駅

建御名方命と八坂刀売命の夫婦神を祀り、もともとは諏訪大明神と呼ばれていたものが、明治になって戸澤神社と改称したそうです。戸澤地区の氏神さまです。

境内にはちょっとした遊具も設置され、小さな公園のようにもなっていました。駐車場はないですが、お祭り以外のときには境内の端に停めさせていただいても、まあ、大丈夫そう……なのかな。

拝殿の右側から山に入れる道がついていたので、少し登ってみたところ、墓地になっているようでした。

拝殿の左側にはいくつか境内社が祠られており、一番右にある立派なお社は三峰神社。もともとは背後の山中に祠られていたものの、祭事継続のためもあり、2019年に山から下ろし、こちらの境内にお移ししたそうです。

慶長6年に真田信之公から本貫領と御朱印を、信之公の奥方である清音院殿（『真田丸』では長野里美さんが演じていた方の奥方です）からも銀子が奉納されたという歴史があり、その経緯が御朱印にも書かれています。また、右下の藁馬の印は国選択無形民族文化財でもある「戸沢のねじ行事」にも登場する藁馬です。山家神社の宮司さんが作られる御朱印は、こういった地域の歴史・文化が窺い知れる意匠になっていて、とても素敵です。

御朱印は山家神社にて頂きました。