天台宗富蔵山
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楽しみ方岩殿寺のお参りの記録一覧

長野県(中信、南信地区)寺院巡りの3寺目は、2寺目と同じく東筑摩郡筑北村に在る富蔵山 岩殿寺です。
天台宗で、本尊は馬頭観音。
こちらが管理する大日堂の大日如来坐像は重文です。
この大日如来坐像は秘仏で、年に1日、9月の「大日如来奉納煙火」という祭りの時のみ開帳されます。今年は9月23日に行う予定との事で伺った次第です。
舒明天皇の時代(629~41年)に役行者の弟子・学文行者が修験道場として開いたのが始まり。848年に仁明天皇の勅命により慈覚大師・円仁が寺領三百町を賜り、一向大乗寺として再興、岩殿山山頂には三所権現を安置したと伝わります。最盛期には4院12坊を配し、境内に75社を擁する大寺院であった。武田信玄の帰依が厚く、川中島合戦においては観音の霊験があったとして、寺紋に武田菱を賜った。しかし、幾度となく火災に遭い、明治初期に三社権現(奥の院)の伽藍を焼失し、里坊であった岩殿寺も1982年に本堂もろとも仏像や文書を焼失したが現在は立派に再建されています。
境内左側に広い駐車場がありましたので停めさせて頂きました。山門は小さいながらも茅葺きで趣きがあります。山門をくぐった先の右側に手水、左側に屋根付きの石像。馬頭観音があり、村指定文化財だと思います。その先に本堂ですが両側に木造馬像が置かれています。神社には神馬舎がありますが、寺院で見たのは初めてです。本尊が馬頭観音だからでしょうか。本堂は施錠されていましたので外から手を合わせました。
本堂左側に収蔵庫らしき建物があります。これが大日堂かな思いましたが三所権現堂でした。施錠されていましたがガラス窓のため中は見えます。県宝の三所権現(神像)三体が安置されていました。中に入らせて頂いて近くからじっくり観たいですね。
目当ての大日堂が見当たらないし、開帳だというのに境内には人気が全くありません。庫裏で教えて頂こうと呼鈴を押しても返答無し。不在の様です。書置きの御朱印が置いてありましたので頂きました。
(これから大日堂を探さねば。)

御朱印

山門

手水

石像

門?

本堂

金剛力士像の代わりに?木造馬像
恐らく本尊が馬頭観音だからでしょう

本尊と脇侍
開帳時の写真(ネットから転載)

三所権現堂

三所権現(神像)三体 (県宝)

信濃三十三観音札所第十五番岩殿寺さんに参拝して来ました。
舒明天皇の御代(629~641)役の行者の弟子学文行者が修験道場として開山し、およそ百年の後嘉祥元年(848)に天台宗比叡山の座主慈覚大師円仁が仁明天皇の勅命を奉じ、寺領三百町を賜り、寺を開基したと伝えられます。由緒も正しく、四院十二坊を配し、境内に七十五社、甓を連ね、天下の名刹に列していました。
比叡山・日光山との交流も深く、歴代名僧輩出して、寺門の興隆と信徒各家の安泰祈願をつとめました。中世においては武田信玄公の帰依厚く、ことに川中島合戦に於ては観世音の霊験があったとして、寺紋に武田菱を賜り、信者は甲州、上州、越後に及びました。
江戸時代と昭和の大火災で本堂と仏像の大部分は消失しました。
3月末の日曜日に『大火生三昧火渡り護摩供養(火渡り)』が行われます。

ご詠歌と書き置き御朱印

伝言板

茅葺き屋根の門

信濃三十三ヶ所観音霊場第十五番

天台宗富蔵山岩殿寺

参道

石塔

手水舎

馬頭観世音石仏等

馬頭観世音石仏

石仏

参道

本堂

木馬

木馬

扁額

境内の松

振り返り
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