おかのみやじんじゃ
岡宮神社のお参りの記録一覧
宮司さんがお忙しく4回目の奉拝で御朱印が頂けました。初めて茅の輪くぐりを経験し、清め祓って頂きました。
樹齢500年の欅が多数あり、市街地に息づく鎮守の森、身近な神宿る聖なる森は、自然そのものに神様が宿られているという私達の古い信仰の原点と、先人が大事に守り伝えてきた神様への畏敬の心を今に伝えています
由緒
岡宮神社は、地域の守り神様、私達みんなの氏神様として、遥か遠い昔に御鎮座以来、今に至る城下町松本の形成発展の長い歴史と歩みを共にしてきた、城下町と一体のお宮です。
御祭神 健御名方命(タテミナカタノミコト)は、五穀豊穣の神、狩猟の神、風の神、武勇の神、治水龍神信仰など広大な御神徳もあらたかに、信濃の国を今の肥沃の地へと切り開らいた国づくりの神様、郷土開拓発展の神様で、古来「諏訪大明神」「信濃の国の一の宮」とたたえ称される信州一国の守り神様を、城下の鎮守とおまつりしてきました。
その我が城下町の中心にそびえ立つ松本城は、国府の城とも伝えられ、悠久の都・平安京にならい「四神相応の地」に築城されています。縁起の良い地相地形をいかした町づくりは、都城建設に共通する古くからの設計原理です。そこには、我が郷土が信濃の国の府中「信府」として末長く繁栄するように、太平の世が子子孫孫にわたり永続するようにと、町づくりに懸けた壮大なる先人の英知と祈りが込められています。
当神社は、松本城築城以前よりの氏神さまとして、さらには城下鎮護・信府鎮護のお社として、この吉祥の地の守りを担うに最も要となる聖地、城下東北の古木が鬱蒼と生い茂る幽邃の地に境内を構え、私達の暮らしを見守ってきました。信州府中松本の鎮めにふさわしく信州ゆかりの一ノ宮を主祭神とおまつりし、三柱(みはしら)の御祭神を以って東北鬼門の守りとなし、災いを祓い幸い福運を招く神様、城下町を平和と繁栄に導く守護神として、広く人々の崇敬を集めてきました。特にその厚き信仰は、かつての江戸時代の祭礼に顕著で、城下の弥栄と領民の安泰を願い、藩を挙げての至誠丁重な奉仕がありました。寛文3年(1663年)松本藩主水野忠職公による御社殿の再建造営や元禄13年(1700年)水野忠直公による御神輿の寄進はもとより、例年慣例として祭礼費用の籾や祭具の奉納、町奉行並びに目付役の派遣警固など格別の待遇を賜りました。そして、氏子篤志による境内改修を重ねながら格調を整え、時代は下り昭和14年(1939年)には県社に列格されました。
このように郷土城下町のより一層の隆昌を願う神社伝統の祭祀は、歴代城主はじめ藩士や町の人々の心に「同じ氏子」という一体感をはぐくむとともに、旧北深志(市内中央を流れる女鳥羽川を境にした川北の地域)の総鎮守という誇りをもって、斎行されてきました。そしてその心は今も変わることなく、私達みんなの幸せと城下全体の平和と安全、そして益々の繁栄発展を願い、氏子二十九町の地域挙げての祭典として賑々しく受け継がれています。
本殿主祭神
健御名方命(お諏訪様)
郷土開拓発展の神様
左座相殿神
譽田別命(八幡様)
国家平安鎮護の神様
右座相殿神
伊邪那美命(熊野様)
国土生成繁栄の神様
茅の輪
拝殿内祈祷中
摂社 事代主社
事代主社拝殿
事代主社拝殿内
摂社 愛染殿
愛染殿 拝殿
愛染殿内
辯財天石碑
御嶽神社石碑
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