兎川霊端寺（兎川寺）のお参りの記録一覧

長野県 松本駅

長野県(中信、南信地区)寺院巡りの6寺目は、5寺目と同じく松本市に在る恵日山 兎川寺です。
「とかわでら」と思っていたら「とせんじ」でした。(お恥ずかしい。f(^_^;) )
正式には、恵日高照山 兎川霊瑞寺。
真言宗智山派で、本尊は千手観音。
元々の計画には無かったのですが、海岸寺で総代さんから「近くの兎川寺へ行けば海岸寺の御朱印が頂けるから是非行ってみてくれ。」と強く推されましたし、予定より早く廻れていますので折角ですから行く事にしました。

飛鳥時代に聖徳太子による創建と伝わります。中世には天台宗、真言宗合わせて24坊の大寺院であった。1332年に北条氏の反逆に対し比叡山に天台僧徒が集結、ここからも参加したが戻って来た者はおらず、天台宗の12坊は廃墟と化し真言宗のみとなった。戦国時代には武田信玄が小笠原長時の居城である林城を陥れ、小笠原氏の祈願寺であったこの寺は暴徒により仏像や寺宝を持ち去られた。明治初期の廃仏毀釈により廃寺となったが、兎川学校として利用され、明治17年に再興され現在に至ります。

県道67号線(アザレアライン)沿いにあり、駐車場も県道沿いにありましたので停めさせて頂きました。冠木門(山門)も県道に面しています。冠木門をくぐると正面に本堂。左側に蠶影神社
、長野県は養蚕が盛んだったので養蚕の神様だと思います。その横からずらっとお地蔵さんが並んでいます。右側には真新しい祈祷殿の福壽院と庫裏です。本堂へ行きましたが施錠されていて堂内には入れませんので外から手を合わせました。頂いたパンフから本尊は秘仏で、お前立ち千手観音、不動明王、毘沙門天が祀られている様です。最後に庫裏へ行って先の海岸寺とこちらの御朱印を頂きました。

信州筑摩三十三観音霊場
二番札所としてお参りさせて頂きました。

松本城🏯築城主石川数正夫妻供養塔があるこちらのお寺は、塔瓦に「びし」という中国の伝説上の神獣で龍の子すなわち〈水の神〉であり、火除けとして本堂を守っています。

真言宗智山派
恵日高照山　兎川霊端寺
御本尊　
秘仏　千手千眼観世音菩薩

松本城築城主石川数正夫妻の供養塔があり、NHK大河ドラマ徳川家康でも紹介されたお寺です。
本堂棟瓦に「びし」という中国の神獣（水の神）を用いて火除けとして本堂を守護しているとのこと。

過去お参り記録

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