曹洞宗
萬壽寺のお参りの記録一覧
今回は三重県伊賀地区の寺院巡りです。1寺目は伊賀市柘植町に在る徳雲山 万寿寺(萬壽寺)です。
曹洞宗で、本尊は地蔵菩薩。
この本尊・地蔵菩薩坐像は重文で、所蔵の不動明王立像は県指定文化財です。
万寿寺の前身である「徳雲山長福寺」は奈良・西大寺の末寺で、鎌倉時代の創建であり、この地の領主・福地一族の祈願寺であった。1760年に長福寺から万寿寺に改称され、現在に至ります。また、万寿寺は松尾家の菩提寺であり、この柘植の里は松尾芭蕉生誕の地と伝わり、毎年11月12日には松尾芭蕉を偲ぶ「しぐれ忌」が催されています。
名阪国道の加太(かぶと)トンネルを越えて亀山市から伊賀市に入った町にあります。名阪国道・伊賀ICから近いです。柘植の里と呼ばれています。
山門横と前に駐車場がありましたので停めさせて頂きました。檀家寺なので事前に拝観予約をしてから伺うのが間違いないのでしょうが、個人的にバタバタしていたので予約せずにダメ元で伺いました。
山門をくぐると正面に本堂。右側に青面金剛と社?、庫裏。左側に観音堂です。観音堂の裏側に松尾芭蕉の墓碑があります。
庫裏へ行って本堂に上がらせて頂けるかお聞きすると辛うじてOKのお返事(1時間後に法要の予定が入っていたため)を頂き、本堂の扉を解錠して頂きました。本堂に入り、須弥壇の上方に本尊・地蔵菩薩坐像(重文)が祀られていました。高さ約68cm、寄木造、玉眼。像内に記された銘文から南北朝時代の1364年に慶派仏師の寛慶と忍慶の作。外陣からの拝観のためやや距離がありましたが、どっしり坐る姿は力強く、ふくよかながらやや目尻が上がったお顔をされていました。
本堂の左の脇間は桃青殿と言い、木造の芭蕉像が安置してありました。(桃青殿は木造の芭蕉像と位牌を安置してあったが昭和7年に本堂と共に焼失、昭和9年に本堂と共に本堂内に再建)
須弥壇と桃青殿の間に不動明王立像(県指定文化財、平安時代末期の作)が安置してありましたが、残念ながら幕が掛けられていて観る事は出来ませんでした。ご住職が仰るにはいつも幕は閉まっていて、開帳日は決められていないとの事でした。(お寺のイベント時に開ける?ならば、しぐれ忌の時?あくまでも想像)
最後に御朱印をお願いしましたが、対応していないとの事でしたので頂いておりません。
この度は突然の訪問にご対応頂き、ご住職に感謝致します。
山門
境内
本堂
本尊・地蔵菩薩坐像
(ネットから転載)
青面金剛と社?
青面金剛
観音堂
松尾芭蕉の墓碑の説明看板
松尾芭蕉の墓碑
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