美浜町引作に鎮座されています。
ご祭神についての資料は見当たりません。合祀先の阿田和神社においても、当社のご祭神であったものが見受けられません。以下の和歌から熊野樟日神であったと思われます。
熊楠が柳田に送った手紙にはこのような和歌が記されていたようです。
━━音にきく 熊野樟日の 大神も
柳の蔭を 頼むばかりぞ━━
また保存が決まってから詠んだ和歌は、
━━三熊野の 山に生ふてふ 大楠も
芸妓の蔭で 末栄枝けり━━
熊野樟日神 『古事記』では熊野久須毘命、『日本書紀』本文では熊野櫲樟日命(クマノクスヒ)でアマテラスとスサノヲの誓約で生まれた五男三女神の男神です。